スマホを使っている人の多くは、前日にしっかり充電してもスマホを頻繁に使っていると夕方ころまたは昼ころにはバッテリー切れに悩まされている人が多いのではないでしょうか。
そんな時にオシャレなデザインで、手の届きやすい価格のモバイルバッテリーを欲しいと思ったことはありませんか。
そんなあなたに紹介したいのが、VOLTMEの最新モバイルバッテリー「Hypercore 10K (Power Bank)」です。
スマホを約2回充電できる10,000mAhの大容量バッテリーと重さ約171gの最軽量クラスの軽さのアイテム。
価格は3000円台とお手頃で、USB-CとUSB-Aの2ポートを使い、スマホを2台同時に充電できることや急速充電に対応。いざと言う時に活躍してくれる便利なモバイルバッテリーは安さと容量をお探しの方にぴったりです。
そんな、VOLTMEの最新モバイルバッテリーをガジェット好きの筆者が3週間ほど使ってわかったことについて詳しくレビューしていきます。
- コンパクトで持ち運びやすいバッテリーを探している人
- 5,000円以下で大容量のバッテリーを探している人
- 2台同時や急速充電できるバッテリーを探している人
この記事を読んでスマホのバッテリー切れの参考になれば嬉しいです。
VOLTME Hypercore 10K (Power Bank)の特徴
「Hypercore 10K (Power Bank)」は中国の充電器メーカーVOLTMEから発売された最新モバイルバッテリーです。
スマホを約2回充電できる10,000mAhの大容量バッテリーと重さ約171gの最軽量クラスなのが特徴。
また、USB-CとUSB-Aの2ポート搭載やクレジットカードとほぼ同じコンパクトなサイズ感も特徴的です。
充電はUSB-C に対応した機器とケーブルであれば急速充電に対応し、2台同時での充電が可能。スマホやタブレット、デジタル機器の充電に対応しています。
日常的な使い方はもちろん、旅行時は家族のスマホを2台同時充電、出張時はスマホとイヤホンを2台同時充電など様々な用途に対応できるモバイルバッテリーです。
使いやすさ、手に取りやすさにこだわった“必需品” とも言えるモバイルバッテリーです。
Hypercore 10K (Power Bank)のおすすめ度
おすすめ度 |
Hypercore 10K (Power Bank)の特徴
- クレジットカードとほぼ同じサイズ
- iPhoneを約2回充電できる大容量
- iPhone14と同じ 171gの最軽量クラス
- 残量がひと目で分かるインジケーター
製品仕様
「Hypercore 10K (Power Bank)」の仕様は下記の通りです。
メーカー | VOLTME |
モデル | HP10 |
バッテリー容量 | 10,000mAh/38.5Wh |
入力 | USB-C:5V-3A/9V-2A(18W最大) |
出力 | USB-C Out 5V-3A/9V-2.22A/12V-1.67A(20W最大) USB-A Out 4.5V-5A/5V-4.5A/9V-2A/12V-1.5A(22.5W最大) |
対応温度 | 0-30℃ |
サイズ | 106×68×16mm |
重さ | 174g(169g) |
入力インタフェース | USB-CおよびUSB-A |
VOLTME Hypercore 10K (Power Bank)の開梱と外観
「Hypercore 10K (Power Bank)」の同梱品は、本体の他にUSB-CtoUSB-C、USB-CtoUSB-A、取扱説明書の4点です。
外観はプラスチック素材を採用した光沢のないマットな質感。表にブランドロゴが描かれています。
裏面はフラットな造り。製品情報と安全基準を記載されています。
側面の電池残量ボタンを長押しすると、本体下部の「電池残量ランプ」が点灯します。
下部は、右から「電池残量ランプ」、USB-A端子、USB-C端子の並び。端子の内部は橙色のコネクタが採用されています。
サイズは106×68×16mmと大きめのモバイルバッテリーになっています。
重さはカタログ上では174gとなっていますが、実測値では169gでした。
USB-A端子を使って機器を充電させるには別途ケーブルが必要です。今回紹介しているケーブルは、VOLTMEのUSB-A & USB-C ケーブルで長さは1.0Mと1.8Mが用意されています。
VOLTME Hypercore 10K (Power Bank)レビュー
ここでは、「Hypercore 10K (Power Bank)」を実際に使ってみた感想についてレビューしていきます。
最大20W出力の急速充電ができる
「Hypercore 10K (Power Bank)」は、2ポート(USB Type-CとUSB Type-A)の充電端子に対応しているモバイルバッテリー。
最大20W出力のUSB-C端子は、iPhoneなら10分で50%近くまで充電させることが可能。最大22W出力のUSB-A端子は、デジタル機器純正品の5W出力のアダプタよりも速く済ませることができます。
夜に充電を忘れてしまった場合でも、常に鞄に待機させておけば、通勤中に瞬時に完了させる速さを持ったモバイルバッテリーです。
充電忘れが起きてもコレさあればスマホの充電切れは心配無用です。
iPhone 14を約2回充電可能
「Hypercore 10K (Power Bank)」は、10000mAhの大容量のモバイルバッテリー。
iPhone 14を2回以上、Galaxy S22を約2回、iPad mini 5を1回以上満充電することができる。1日中スマートフォンを操作しているという方でも、余裕のあるバッテリー容量です。
iPhoneシリーズによる急速充電の条件は下記の通りです。
Lightning端子:USB Type-Cto Lightningケーブル
USB Type-C端子: Type-Cto Type-Cケーブル
ちなみに、iPhone15をお持ちの方ならケーブル一本で急速充電を行えます。
緊急災害対策用としても最適ですね!
最小クラスの薄型ボディ
薄さ16mmのサイズに重さ174gの薄型・軽量の「Hypercore 10K (Power Bank)」。
ラウンド形状のデザインは持ちやすく、ポケットに収納しやすく、かさばらないのが大きな特徴です。
日バッグに入れておいても負担にならず、いつも携帯するアイテムとしてぴったり。またスマホを重ねて使用するのにも最適なモバイルバッテリーです。
持ち運ぶのに最適なサイズ感です。
2台同時充電可能なUSB出力ポート
最大の特徴は、USB端子が2ポート(USB Type-CとUSB Type-A)を備えていることです。スマホを2台やスマホとイヤホンなど複数台同時に充電をさせることができます。
USB Type-Cは急速充電、USB Type-Aは高出力での充電仕様となっているのでこのような組み合わせができます。
スマホ(急速充電対応)+スマホ(急速充電非対応)
スマホ(急速充電対応)+デジタル機器
イヤホン(急速充電対応)+スマホ
✴︎デジタル機器はイヤホンやゲーム機、スマートウォッチが含まれます。
など、様々な組み合わせが可能で、外出先でも十分活躍してくれるモバイルバッテリーと言えます。
また、USB Type-Cコネクタは汎用性が高く余分なケーブルを持ち運ぶ必要がないのもメリット。物を少なく持ち運びたい方にピッタリです。
急速充電対応の出力を実測テスト
様々な組み合わせができることがわかったところで、実際にスマホを使って単独充電や2台同時の充電をしてみました。
まず、スマホ使っての同時出力からみていきます。USB Type-Cは9Wを計測、USB Type-Aが1Wの計測結果となりました。
次に、各ポート単体の出力をみていきます。USB Type-Cポートの出力は15Wで、USB Type-Aポートは2Wの計測結果となりました。
このことから、単体時は急速充電がされ、2台同時では10W以下での充電されていることが分かります。
2台同時充電は、単体に比べ処理時間は遅くなりますが、通常充電の約4分の1の時間で充電できるのは確かと言えます。
2台持ちまたは家族のスマホを同時にといった場面でも充電時間を格段に短縮できるモバイルバッテリーと言っても過言ではないでしょう。
VOLTME Hypercore 10K (Power Bank)の気になる点
雨や水場での利用に弱い
「Hypercore 10K (Power Bank)」は、USB端子が剥き出しのため、水に弱くアウトドアシーンで利用にするには不向き。
防水・防塵に対応していないモバイルバッテリーです。アウトドア系のバッテリーも扱っているメーカーだけにこの辺りは対応して欲しかったところです。
しかし、防水性能のあるジップロック(食用品)や防水ケースなどで侵入を防ぐアイテムを併用することで、アウトドアシーンで利用できるようになります。
ただし、ジップロック(食用品)を長時間利用すると湿気が発生するため、乾燥剤などを入れ常に乾燥させ状態に保つことが必須となりますので留意しておいてください。
水からバッテリーを守るには防水対策が必須です。
パススルー充電時は急速充電はできない
使ってみてわかったことはパススルー充電に対応していますが、急速充電ができない点が気になるところ。
「朝起きたときにスマートフォンもバッテリーもどちらも満充電されている状態にしたい」という使い方はできますが、急いでいる時にスマホとバッテリーのを同時に素早く充電することはできません。
急速充電があり、大容量のモバイルバッテリーであるがゆえにこの機能は欲しかったところです。
いざと言う時に使えない場合があります。
とはいえ、同時に充電を行うため発熱量な普段より倍になるのがデメリット。バッテリーに負荷がかかってしまうことや電池の劣化が激しくなることも兼ね備えているのでスマホを長く使いたい方には必要のない機能です。
実際に使ってみまと、大容量バッテリーであるので平日であれば一回、祝日であれば2回使うかと言うところ。正直、使い切ったら即充電!使わなくてもこまめに充電を心がければパススルー充電は必要ない印象を受けました。
もしも、どうしても使いたいと言う方は安価なもではなく、高価のバッテリーをおすすめします。安価なものは発熱量が高くスマホの寿命を縮めのでおすすめできません。
安価なパススルー対応バッテリーはスマホの寿命を縮めます。
ちなみに、高価でパススルー充電対応でおすすめなのはこちら!
CIO SMARTCOBY Pro(30W)と比較してみる
ここでは、バッテリー容量が同じのCIO SMARTCOBY Proと比較していきます。
メーカー | VOLTME | CIO |
モデル | HP10 | SMARTCOBY Pro 30W |
価格 | ¥2,990(税込) | ¥4,818(税込) |
バッテリー容量 | 10,000mAh/38.5Wh | 10,000mAh |
入力 | USB-C:5V-3A/9V-2A(18W最大) | 5V-3A / 9V-2.22A / 12V-1.5A(PD3.0) |
USB-C(出力) | 5V-3A/9V-2.22A/12V-1.67A(20W最大) | 5V-3A / 9V-3A / 12V-2.5A(PD3.0) / 3.3-6V-3A / 3.3-11V-2.7A(PPS/QC4+) |
USB-A(出力) | 4.5V-5A/5V-4.5A/9V-2A/12V-1.5A(22.5W最大) | 4.5-5V-5A / 9V-3A / 12V-2.5A(QC3.0/SCP/S-VOOC) |
サイズ | 106×68×16mm | 約H77xD56xW26mm |
重さ | 169g | 約174g |
まず、SMARTCOBY Proはポートが3つ搭載したパススルーに対応と残量がわかるLED表示が特徴です。
また、最大出力は30Wと「Hypercore 10K (Power Bank)」の20Wより10Wも大きい。スマホ以外のタブレットやMacBookを充電したい方には向いてます。
一方、重さで言うとSMARTCOBY Proは175gに対し、「Hypercore 10K (Power Bank)」は174gと1g軽い。またサイズは16mmと薄くカバンに収めるなら後者がおすすめと言えます。
仕様は、まったく同じですが、サイズで選ぶなら「Hypercore 10K (Power Bank)」。パススルーなど機能で選ぶならSMARTCOBY Proがおすすめです。
モバイルバッテリーのよくある質問
購入前に知っておきたいモバイルバッテリーのよくある質問を下記にまとめてみました。
VOLTME Hypercore 10K (Power Bank)レビューまとめ
この記事は「VOLTME Hypercore 10K (Power Bank)レビュー|iPhoneにおすすめな小型モバイルバッテリー」について書いてきました。
10000mAhのバッテリー容量があり、スマホを2台同時の充電ができる最大20Wの出力が特徴なモバイルバッテリー。
複数のデバイスを持ち歩く人も充電切れの心配から解放されます。
さらに、アウトドアや出張、旅行などではUSB充電器を持ち出さずに済み、荷物を減らすことができます。
コンパクトサイズと低価格も両立させた「Hypercore 10K (Power Bank)」を様々なシーンで活躍できる“必需品”として、ぜひチェックしてみてくださいね!
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