部屋を照らすのに欠かせない「シーリングライト」。最近ではLEDタイプが主流になり、シンプルなモデルから多機能なモデルまでさまざまなタイプが取り扱われています。
中でも、明るさや光の色を細かく調節できるスマート家電のシーリングライトはスマホから操作できるだけでなくAIスピーカーと接続し、音声で操作をできるようになる便利なライトです。
そこで、今回紹介するのがSwitchBot製の「SwitchBotシーリングライトプロ」です。
通常のシーリングライトに加え赤外線リモコンや同社のスマート家電を一括管理できるハブ機能を内蔵。
TVやエアコンを登録すればスマホから操作をする事ができ、アプリからの調光やシーン設定、オートメーションといった便利な機能を使いこなせば、日々の生活が劇的に変わるアイテムとなります。
本記事では、そんな便利でスマートホーム家電の一つである「SwitchBotシーリングライトプロ」について、実際に使ってみた感想やメリット・デメリットについて詳しくレビューしています。
SwitchBotシーリングライトプロの概要
「SwitchBotシーリングライトプロ」は、スマートリモコンやAIスピーカー対応のシーリングライト。
適応畳数が12畳の本製品は全光束が5499lm(全灯・全光時)の仕様となっており、1%単位で明度や彩度の調節ができるのが特徴です。
また、あらゆるシーンに対応できるようにもなっており、時間帯によって適切な光の設定を行うことができるになっており、リモコンまたはスマホのどちらでも操作、設定ができる仕様となっています。
価格は1万円前後と一般的なシーリングライトとほとんど変わらず、スマートホーム化を進めたい方にとってリーズナブルな製品となっています。
おすすめ度 |
SwitchBotシーリングライトプロの特徴
- 防犯にも役立つ留守番モード搭載
- 外出先からアプリ経由でオン・オフができる
- スマホor音声での操作ができる
- アプリで様々なシーン設定ができる
SwitchBotシーリングライトプロをおすすな人
- お部屋のリモコンを一括管理したい人
- 音声だけで照明を簡単に操作した人
- 電気の消し忘れを頻繁にする人
✴︎おすすめ度、評価基準の採点基準については、最高評価を「5」とし、最低評価を「1」としています。また、あくまで、個人的に採点していますので、採点につきましては参考程度に留めてください。
製品仕様
一台で4役の高性能なスマートリモコン「SwitchBotシーリングライトプロ」の主な仕様は以下の通りです。
メーカー | スイッチボット(SwitchBot) |
商品名 | SwitchBotシーリングライトプロ12畳 |
タイプ | シーリングライト |
適応畳数 | 12畳 |
全光束 | 5499lm |
色温度 | 2700K~6500K |
演色性 | 演色性Ra85(全灯の場合、演色性はRa90) |
LEDライト | LED(光学レンズ) |
色調整 | 無段階で明るさと光色調整(1%~100%) |
色 | 電球色、昼白色、昼光色 |
照明器具の形状 | 天井直付け |
適応取付部屋 | リビングルーム、キッチン、寝室 |
対応取付け器具(シーリング) | Aタイプ:角型/丸型/引掛ローゼット/丸型引掛ローゼット Bタイプ:埋込ローゼット |
スマートリモコン機能 | 対応 |
ハブ機能 | 対応 |
スマートスピーカー | 対応 |
接続方式 | 2.4GHzWi-Fi /Bluetooth |
AI音声アシスト | 最大30m |
電源 | AC(家庭用100V電源対応) |
電圧 | 110V |
定格消費電力 | 54W |
サイズ | 48 x 48 x 10.2 cm |
重量 | 1.8 kg |
リモコン | 有り(アルカリ乾電池式) |
保証 | 保証期間は購入日より5年間です。商品初期不良・不具合・故障などの場合、SwitchBotアプリのプロフィールから「フィードバック」より問題のご報告をお願いします。 |
SwitchBotシーリングライトプロには6畳、8畳、12畳のモデルがあり、畳数によって光束がちがう仕様になっています。
また、SwitchBotのシーリングライトには「SwitchBotシーリングライト」と「SwitchBotシーリングライトプロ」の2種類があり、プロは他のSwitchBot製品と連携ができるモデルとなっています。
SwitchBotシーリングライトプロの設置と設定
ここでは、SwitchBotシーリングライトプロの設置方法について手順に紹介していきます。
取り付けはたったの5ステップで完了します。
SwitchBotシーリングライトプロの設置
取り付け前にシーリングにタイプを確認します。
AタイプまたはBタイプ以外の特殊なシーリングには取り付けできない場合が有ります。
タイプに合わせて付属の「専用取付アダプター」を引掛シーリングに取り付けます。
シーリングをカチッと音がするまで右に回して挿入します。
購入時は付いたままになっているセードを外します。
・本体を裏側にし中央の穴に手を入れ掴みます。
・掴んだ状態で左に回しながらセードを外します。
コネクターを本体中央の丸穴より通してから本体を天井に押上げながらアダプタに取り付けます。
最後にロックレバーをカチッと音がするまでスライドさせてロックします。
本体側のコネクターとアダプター側のコネクターをフックが掛かるまで差し込み取り付けます。
次に、セードを持ち上げ右に回しながら取り付けます。回すことができない止まるところまで回します。
購入前に角型引掛シーリングか丸型引掛シーリングなのか事前に確認しておくと取り付けがスムーズに行くので確認は必ずしておきましょう。
次にSwitchBotシーリングライトプロを設定方法について紹介していきます。
SwitchBotシーリングライトプロの設定
照明のスイッチをオンさせ、SwitchBotシーリングライトプロを点灯させます。
初めての方はここでアカウント登録を行います。
✴︎設置前に、アプリをインストールしておくことをおすすめします。(写真のアプリはすでにインストール後です)
アプリを開きホーム画面の右上の「+」をタップし、「デバイスの追加」画面に入ります。
連携手順は照明スイッチをオフ→オンしてからアプリの設定に入ります。この手順を踏まないとシーリングライトとスマホが連携されません。既にアレクサにスキルを登録しているのであれば、自動的にAlexaアプリにも登録されます。
手順に沿って進めます。最後に、シーリングライトの名称づけをしてOKとなれば登録完了です。
アプリを起動し「マイホーム」からSwitchBotシーリングライトプロを選択し赤外線リモコンを追加や操作ができることを確認します。
「SwitchBotシーリングライトプロ」は、SwitchBotアプリを使うことで「電気のON/OFF」に加えて、オートメーション機能やシーン設定などができるようになります。
ちなみに、アプリの主な機能は以下の通りです。
- シーンで設定をショートカットする
- オートメーションでのスマート操作
- スケジュールで操作を管理
- 遅延実行で一定時間後に消灯
SwitchBotシーリングライトプロレビュー
ここからは、「SwitchBotシーリングライトプロ」を実際に使ってみて分かったことについて紹介していきます。
ハブミニを備えたシーリングライト
「SwitchBotシーリングライトプロ」は、SwitchBotハブミニの機能を内蔵しており、これだけでハブデバイスとしてSwitchBot製品同士を連携することができます。
例えば、人感センサーと紐付けできればお部屋の近くを通ることで事前に照明が付き、お部屋から人の気配がなくなったら消灯させると言った連携をさせることができます。
このように、ハブミニやハブ2をわざわざ購入する必要がなく、同等に家電を遠隔操作できる製品なので、設置面や経済的と言えるスマート家電と言えます。
もちろんハブミニとの併用もできますので、よりシチュエーションに合わせた利用ができます。
「SwitchBot ハブ 2」の詳しい内容はこちらの記事を参照ください。
自室の照明を入れ替えてみる
早速、「SwitchBotシーリングライトプロ」を自室の照明と入れ替えてみました。
その前に設置前の我が家の自室はこんな感じです。
デザイン性を求めたセードですが、経年劣化もありやや暗さを感じます。
で、設置後の状況はこんな感じになりました。
見た目は至って普通のシーリングライトで、害虫対策のスポンジが他よりも分厚いといった印象。以前のシーリングライトよりもコンパクトなのにはるかに明るいことに驚をかくせません。
ただ、アダプタと本機を固定してもかなりのガタがあるので使用中に落下してこないかという不安を感じてしまいます。とはいえ、引っ張ったりしてみましたが簡単に外れることもなく、しっかりアダプタに固定されています。
ですので、安全性について問気にする必要がないといえ、この辺りは妥協できるかそうでないかで分かれるポイントになるでしょう。
スマートリモコンとしての機能が優秀
「SwitchBotシーリングライトプロ」は、スマートリモコン機能とハブ機能を内蔵したシーリングライト。Amazonアレクサなどの音声アシスタントを使っての声で照明をコントロールできるのが最大のメリット。また、赤外線リモコン対応の家電を「SwitchBotのアプリ」に登録すれば、お持ちの家電を簡単にスマート化することができます。
IFTTTにも対応しており、「9時になったら電気をくつろぎモードにする」といった設定したトリガーによるアクションの実行にも対応。音声だけで照明のオン・オフや調光・調色までコントロールをすることができます。
我が家は、「Amazonアレクサ」と「Googleアシスタント」の2つを持っていますが、どちらも専用アプリとの接続と同期さえできれば、すぐに音声での操作をすることができました。
外出する時、部屋から離れる時など、スイッチをオフにしたりと、手が離せない状況でもリモコンを使わずに済むのはとても便利です。
さらに、定型アクションとして全灯・微灯などの明るさを設定すれば、両手が塞がっているときもでも声ひとつで好みの明るさで使うことができます。
手が塞がってる時などは特に重宝します。
音声アシスタントは以下の製品に対応しています。
- Amazonアレクサ
- Googleアシスタント
- Apple Siri
- IFTT
- LINE CLOVA
Amazonアレクサ対応「Echo Pop」の詳しい内容はこちらの記事を参照ください。
消し忘れても外出先からオン・オフができる
「SwitchBotシーリングライトプロ」は、お出かけ時に照明を消し忘れても、Wi-Fi環境に接続し、アプリとリンクさせていればお出かけ後でもアプリからワンタップで電気を消すことが出来ます。
また、「朝は忙しい」、「少しでも多く寝ていたい」という方に便利と言えるの予約操作機能。これを使うことで「〇月〇日の〇〇時に〜を実行する」というスケジュールを自動で行なってくれます。貴重な朝の時間を効率的に使うことができます。
機能は、スマホのアラームと同等のタイマー設定もできるので、リモコンやスマホもさわらず、時間になったら勝手にオン・オフしてくれますし、長期間の旅行中に定時に照明をオンにすれば誰かが家にいるように装うことができ、防犯にも役立ちます。
部屋一面を照らす想像以上の明るさ
今回レビューしている本機は、全光束が「 5499lm」の適応畳数が12畳の仕様。日本照明工業会が定める適用畳数の表示基準上限値に達しているという明るさは、実際に我が家のリビング(12畳)に設置し、つけてみると出荷時の設定はとにかく明るく眩しいと感じるほどでした。
さらにアプリを使って彩度を調節してみると、彩度を1%単位できるのは使い勝手がよく時間帯やシチュエーションを利用することで適切な演出もしてくれます。
ワンステップで簡単に細かいを操作することができるのはこの製品のメリットと言っても過言ではありません。
もちろん、彩度は壁スイッチでも変更できますので、操作をスマート化しながらも手動という選択肢を残すこともできます。
映画や読書をするなら少し温かみのある調光にし、食事やゲームをするのであれば明るくするように使い分けることができる機能は生活を豊かにしてくれること間違いないです。
安心の5年保証
「SwitchBotシーリングライトプロ」は、使用寿命はおよそ4万時間・約10年間使用できる仕様となっています。
利用中による不安点はLEDの点灯不良ですが、「SwitchBotシーリングライトプロ」 は購入日から5年以内の自然利用による故障について、無償修理および交換に対応しています。ただし、行為での破損は対象外となります。
蛍光灯タイプに比べ、頻繁に取り付けたり取り外したりする必要がなく、長期的な利用を見込めるのは嬉しいポイントです。
一方、ハブ機能のWi-Fi接続がg規格(2.4Ghz帯)で、電子機器やネット環境による切断頻度が高く、外出先から操作や監視が上手くできない時があることやシンプルな構造であるため、デザイン性がなくインテリアに合わせたい方にはおすすめできません。
また、本体の設置時に感じた不安定感は、安全性に問題はありませが、ガタガタする感じは好みが分かれる印象です。
シーリングライトとしての明るさは抜群ですが、安定感はやや不安に感じる造りと言えます。
SwitchBotシーリングライトプロの開封と外観
パッケージは一般のシーリングライト同様、ダンボールとなっています。表に商品イメージ、側面と裏面に仕様が描かれています。
「SwitchBotシーリングライトプロ」に中身は、シーリングライト本体・セード・リモコン(単三乾電池付き)・リモコンケース・専用アダプター・取扱説明書が同梱されています。
シェードの見た目は普通のシーリングライトと変わらないデザイン。隅に取り外し方が記載されています。
LEDライトはひし形に配置され、サイドにはシーリングライトの取り付け方法が記載されています。
裏は壁を保護するためにスポンジが取り付けられており、一般的なものよりも高く防虫効果の高い構造になっています。
専用アダプターは引掛けシーリングタイプ。基本的にどのタイプにも対応していますが特殊なタイプには対応していないうので、購入前にタイプの確認をしておくことをおすすめします。
中央のレバーとサイドのレバーは緑色でデザインされ、解除などがわかりやすい仕様になっています。
専用リモコンはCHを分けられる仕様。メモリ機能やシーンボタンが豊富です。タイマー機能もありスマホアプリより細かい操作ができます。
SwitchBotシーリングライトプロのよくある質問
ここでは、「SwitchBotシーリングライトプロ」によくある質問について紹介します。
SwitchBotシーリングライトプロの口コミ
ここでは、通販サイトAmazonでの「SwitchBotシーリングライトプロ」の口コミついて紹介していきます。
音声で電源オンオフ。AlexaとぜひAlexaと連携しつかってますが非常に便利です。
”Amazonより引用”
我が家では3部屋全てこの製品使わせて頂いておりSwitchbot開閉センサーを取り付ければ家を出るときは全て照明オフ。帰れば照明オンといった便利な使い方も可能です
便利ですね。
お風呂用の照明の切り忘れ防止のため購入。(多湿の場所での使用は自己責任でやっています)
”Amazonより引用”
SwitchBotアプリで詳細設定して動作を決定し、アレクサで制御実行を行っています。
オートメーションに「指定時間で消灯」、シーン登録で「外出時に他の照明と併せて、消灯」を設定。
これにより、外出時の完全消灯と、切り忘れ防止を実現しました。
なお、自宅の既存電灯SWが、同社の物理SW用制御品が使えないタイプで、SW代わりする付属リモコンはボタンが多すぎで面倒でしたし、バスルームには、ハブが無いため携帯でオンオフも面倒だし、同社製品の「リモートボタン ワンタッチ」追加購入し、既存SWの横に設置して、ON/OFFの切替をするようにしました。
防犯対策としてswitchbot家電で統一
家を留守にする事が多く、防犯対策としてswitchbot家電を利用しています。Amazonアレクサと連携した操作もできますが、それほどグータラでもないので、主にスマホを使用しての遠隔操作。
”Amazonより引用”
留守中も任意に室内ランプを点灯できるので、留守中でも家の中に人が居るように偽装できています。隣人が完全に私が帰宅していると思い込んでいるようなので効果はあると思います。
スマホのアプリで簡単に操作できて、色々と見合わせで操作が可能。お値段もそれほど高くないので、ゆくゆくは家全部のライトをこちらに交換したいと思っています。
SwitchBotシーリングライトプロレビューまとめ
この記事は、「SwitchBotシーリングライトプロレビュー|スマートリモコンを搭載した2in1のシーリングライト」について書いてきました。
一般的なシーリングライトとして難なく使える作りとなっているSwitchBotシーリングライトプロ。
それに加え、ハブ機能付きなので音声アシスタントと連携すればスマートリモコンとしても使えます。
お部屋を簡単にスマートホーム化した生活を実現したい方におすすめなシーリングライトといえます。
他のSwitchBot製品を利用されている方もそうなのですが、スマートホームがはじめてな方におすすめの製品の一つです。
コメント