こんにちは!趣味でイヤホンを集めているmatuです。
自宅やアウトドアにウォーキングなどでYouTubeや音楽配信を聴くために欠かせないイヤホン。
様々シーンで音楽を楽しむには、ノイズキャンセリングや音質などの機能性と装着しての痛みが無いかなどのデザイン性、コスパなどトータルの価格面が重要です。
そんな条件を満たしてくれるのが、今回紹介するSOUNDPEATS Air5 Proです。

最近流行りのイヤーカフモデルのイヤホンは10mm径ドライバーによるパワフルな音質と適応型ノイズキャンセリングに対応して価格が一万円以下とコスパ重視のイヤホン。

通勤や旅行など騒がしい環境下でも音楽をお楽しめる仕上がりとなっています。
この記事では、SOUNDPEATS Air5 Proを二週間使用した経験から分かった事について紹介していきます。


SOUNDPEATS Air5 Proの特徴


SOUNDPEATS Air5 Proは、ブランド史上最高クラスと謳うノイズキャンセリング性能と着けていることを忘れてしまう片耳わずか4.8g (両方で約10g)の軽さが魅力のイヤホンです。







ケースを含むと重量は51gになります。
また、イヤホンケースを含んでの最大47時間のロングバッテリーは、充電が中々できない移動時間の長い旅行や通勤などにバッテリー切れを気にする事なく楽しむことができるのも魅力的です。
それから、長い時間利用する方に重要とも言える装着感はイヤホンの存在を忘れてしまうほど軽く、痛さや痒さを感じさせません。音楽、ネット動画やゲームなどを集中して存分に楽しめると言っても過言ではないイヤホンです。
SOUNDPEATS Air5 Proレビュー
ここからは、SOUNDPEATS Air5 Proを実際に使って分かった事について紹介して行きます。
- 低音重視のパワフルな音質
- 着けていることを忘れる装置感
- 最大37時間のロングバッテリー
- イヤホンが収納しにくい
- 傷や汚れが目立つ
- アプリ導入が必須
着けていることを忘れる装置感


SOUNDPEATS Air5 Proを開封してから使ってみた感じは、出荷時に装置されているMサイズのイヤピースはぴったりすぎるのか、圧迫感と痛さを感じてしまい途中からSサイズへ変更。
その後は何の問題もなく快適に音楽を試聴しています。面倒ではありますが、イヤピースの調整は必要不可欠と言えます。


また、インナーイヤー型のデメリットは落ちやすい事ですが、 SOUNDPEATS Air5 Proは適正サイズのイヤピースをしっかり選択できれば、走行中による振動で外れることはありません。
重さも片耳わずか4.8gと軽く、長時間でも着けていることを忘れる、驚きの軽さと快適さがあります。おかげで動画やゲーム、ウォーキングなどを気にせず存分に音楽を楽しむことができるようになりました。



軽量で耳にフィットする造りだからウォーキングやランニングでも安心です。
クリアで低音重視のパワフルな音質


素材にPU+PEEKを採用した10mm径のドライバーを搭載した音質は、低音から高音まで歪みの少なくクリアでバランスの取れたイヤホン。
どのジャンルを聞いても、音声が聞き取りにくい事はなく、ホワイトノイズやシャリシャリ感などもなく心地よい音楽を楽しめる事ができます。
一般的なダイナミックドライブではありますが、SOUNDPEATSのノウハウを活かした本機の仕上がりは他社よりもパワフルであり、人気のAirPodsと比べても価格、機能面で引けを取らない完成度。
2週間ほどの試聴ではありますが、音質に少しこだわりたいなら試す価値のあるイヤホンです。



低音の迫力のあるサウンドに驚きを隠せませんでした!
低遅延のBluetoothコーデック


音質や遅延に影響があるコーデックは、SBC、AAC、aptX、LDACに対応。ハイレゾにはSnapdragon Soundを認証し、aptXはaptX Losslessに対応しています。
SBC接続でも従来よりもクリアで豊かなサウンドを届けれくれる他、音声の遅延を感じさせないほどの低遅延かつ低歪みのオーディオ伝送です。


iPhone、Androidスマホの両方で音楽、動画、ゲームを聴き分けても、差を感じることはありません。どちらもストレスなく楽しむことができます。
ただし、iPhoneに限ってはaptXやLDACなど高音質コーディックには非対応。音の質を比べるとAndroidよりも劣ります。
動画視聴やゲームプレイ時の遅延を向上させたい。CD音質相当の音質で試聴したい方は、Androidや専用再生機で音楽を楽しむのがベストと言えます。



音声にこだわりがなければiPhoneでも十分楽しめます。
自分だけの空間を楽しめるノイズキャンセリング


ノイズキャンセリングは、室内ならエアコンやちょっとした物音などの騒音を軽減してくれる効果があります。
さらに、アプリの「適応型、室内、屋外、屋外交通」の4つのモードを使うことでより環境に適して音を楽しめます。特に適応型は便利でつどその場の環境に合わせて効果を発揮してくれるので外出先で重宝します。


例えば、家事をしながらスマホで動画試聴では、家族の会話は全く聞こえず、音量を下げるかイヤホンを外すことで会話が聞き取れるほどです。
ただ、室内では足音や袋などの雑音などが、屋外では車や電車の騒音は微かに入ってきますので、効果はAir Podsほどではありません。
この辺りは価格相応と言ったところで、TVや人の会話を遮るだけであれば一定の効果があり、エアコン、TV、家族の会話、小さな雑音なら軽減してくれる。家事や勉強であれば音楽に集中しながら作業できるイヤホンと言えます。
高級感のあるおしゃれなデザイン




SOUNDPEATS Air5 Proのデザインを見ていきましょう。充電ケースは全体的にマットな手触りが特徴的で、価格以上に高級感を感じさせてくれる造りです。




また、下部にある充電端子のシルバー加工や内部の英文字はおしゃれであり、好みの方には刺さるデザインとなっています。




イヤホンはと言うと、全体的にピアノブラック仕上げのサイドのみメーカーカラーのブロンズカラーとなっています。内側には英文字ロゴが印字されています。




鏡面反射するデザインは擦り傷などが目立ちますが、光に当てると輝く仕上がりは高級感を感じさせてくれます。装置するとブロンズのアクセントとピアノブラックがマッチしており、他人との違いを出したい方にピッタリなデザインです。


最大37時間のロングバッテリー


バッテリーは最大37時間の長時間再生が魅力のイヤホン。10分の充電でも最大2時間の利用ができる急速性能があります。
開封(100%)から毎日1時間から2時間の利用で充電ケースは50%ほどの減りで、通勤や通学、昼食の休憩時間など利用でも1週間であれば、十分にバッテリーを持たせることができます。


仮に、バッテリー切れとなってしまっても急速充電で数時間の利用が可能となるので、モバイルバッテリーとタイプCのケーブルを備えておけば一安心です。



キャンプやトレーニングで充電を忘れがちな私にとってロングバッテリー仕様なのはありがたいですね!
様々な設定ができる専用アプリ「PeatsAudio」


PeatsAudioは、好みの音楽にあわせての細かな音質調整、イコライザーのカスタマイズ、ノイズキャンセリングや外音取込モードのON /OFF及びレベル調整などができるSOUNDPEATS Air5 Proを最大限に活用できるアプリです。
また、iPhoneと Androidに対応し、イヤホン探知機能、風雑音抑制モードなど、より自分好みにカスタマイズも可能です。


特にノイズキャンセリングは適応モードや屋内外など環境に合わせて切り替えることができるなど、おしゃべりや雑音が気になる方には便利な機能です。
ちなみにアプリは、iPhoneの場合はApp StoreからAndroidの場合はGoogle Playからダウンロードができます。
SOUNDPEATS Air5 Proの気になる点
傷や汚れが目立つ


ピアノブラック仕上げは輝きがあり高級感がある反面、指紋が傾向があります。
また、ティッシュや硬いクロス、汚れたクロスで拭いてしまうと傷がつきやすいのが気になるところ。
見た目はカッコいけどキレイに保つには気をつかう事になりますので、汚れや傷が気になる方は好みが分かれるデザインと言えます。
反対に機能面が一番で多少の傷でも気にならない方にとっては高級感があるので、様々なファッションに馴染み合わせやすく使いやすいイヤホンとなってくれます。
イヤホンが収納しにくい


デザインについてもう一つ気になるのが充電ケースで、イヤホンの収納が深いのかすんなりと収まりにくい。
明るい場所や落ち着いた環境であれば気にはなりませんが、暗闇や移動しながらだとやりにくいデザインと言えます。
イヤホンの型にピッタリではなく凹凸をなくし収めやすいデザインにしてもらいたいところ。
そうなれば、暗闇や移動中でも立ち止まることなくスムーズに納めことができるようになると思いますので次のモデルに期待です。
SOUNDPEATS Air5 Proの操作方法
SOUNDPEATS Air5 Proのイヤホン操作は下記の通りになります。
基本操作 | L | R |
再生/停止 | 2タップ | 2タップ |
音量上げる | ー | 1タップ |
音量下げる | 1タップ | ー |
曲送り | ー | 1.5秒長押し |
曲戻し | ー(非対応) | ー(非対応) |
ノイズキャンセリング | 1.5秒長押し | ー |
音声アシスタント | ー | 3タップ |
ゲームモード | 3タップ | ー |
受話 | 着信中に2タップ | 着信中に2タップ |
通話終了 | 通話中に2タップ | 通話中に2タップ |
通話拒否 | 1.5秒長押し | 1.5秒長押し |
通話切り替え | 2秒長押し | 2秒長押し |
出荷時(デフォルト)のイヤホン操作を変更したい場合は、アプリ内での変更が可能です。







設定は何度も変更可能で自動保存されます。
SOUNDPEATS Air5 ProとAirPods 4を比較してみる




ここでは、愛用しているSOUNDPEATS Air5 Proと を比較し音質、装着感、どんな方に向いているかなどについて見ていきます。
まず、スペックから比較していきます。
SOUNDPEATS Air5 Pro比較表
商品名 | SOUNDPEATS Air5 Pro | AirPods 4 (アクティブノイズキャンセリング搭載) | AirPods 4 (アクティブノイズキャンセリング非搭載) |
ブランド名 | SOUNDPEATS | Apple | Apple |
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
ドライバー | 高剛性の10mm径ドライバー | 専用の高偏位Appleドライバ | 専用の高偏位Appleドライバ |
Bluetooth接続 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3ワイヤレステクノロジー | Bluetooth 5.3ワイヤレステクノロジー |
音質コーディック | aptX Lossless, aptX adaptive, LDAC, AAC, SBC | AAC | AAC |
バッテリー駆動時間 (イヤホンのみ) | 約7.5時間 | 音楽再生:最大5時間 音声通話:最大4.5時間 | 音楽再生:最大5時間 音声通話:最大4.5時間 |
バッテリー駆動時間 (ケース併用) | 約37時間 | 音楽再生:最大30時間 音声通話:最大20時間 | 音楽再生:最大30時間 音声通話:最大20時間 |
イヤホン操作 | タッチセンサー | 感圧センサー | 感圧センサー |
防じん耐水性能 | IPX5 | IP54 | IP54 |
アクティブノイズキャンセリング | 〇 | 〇 | × |
cVc通話ノイズキャンセリング | 〇 | × | × |
空間オーディオ | ー | 〇 | 〇 |
外部音取り込みモード | 〇 | 〇 | 〇 |
「探す」アプリ | × | 〇 | × |
充電ケース | USB-Cコネクタ 急速充電対応 | USB-Cコネクタ、Apple Watchの充電器、Qi規格の充電器に対抗。アプリ「探す」に対応 | USB-Cコネクタ |
重さ | イヤホン:約4.8g ケース:約50.3g | イヤホン:4.3g ケース:34.7g | イヤホン:4.3g ケース:34.7g |
サイズ | 66.88×48.33×26.92mm(ケース込み) | イヤホン:30.2×18.3×18.1mm ケース:46.2×50.1×21.2mm | イヤホン:30.2×18.3×18.1mm ケース:46.2×50.1×21.2mm |
値段 | 9,980(税込) | 29,800円(税込) | 21,800円(税込) |
AirPods 4はMac製品に合わせてつくり込まれたイヤホンともあってiPhoneで再生した際の音質はホワイトノイズやシャリシャリ感がなく高品質な仕上がりといえます。
装着感もイヤピースを必要としないため、サイズ調整の必要がなく使い勝手のよいイヤホン。しかし、耳の形によっては浅かったりするなどピッタリ装着したい方には合わないデザインです。
一方、SOUNDPEATS Air5 ProはiPhoneとAndroidどちらにも対応し、特にAndroidでの音質は原曲に近い音で楽しめるなどより高音質を楽しめます。また、バッテリー持ちはAirPods 4よりも長く利用できるなど優れています。
装着感はイヤピースのサイズを変えることで痒みや痛さは軽減されますが、密封感は よりはなくノイズキャンセリング機能をオンした際の効果はAirPods 4より劣ります。
総じて、一万円台のイヤホンと考えると様々なコーデックに対応しているため、どの機器で再生しても心地よい音声を楽しめるイヤホン。iPhoneは持っていないけど、iPadやMacを持っている方やAndroidのみで安く高品質な音を楽しみたい方に向いているイヤホンと言えます。




SOUNDPEATS Air5 Proのパッケージ内容




パッケージは箱型のデザインで、表には本製品のイメージを裏面には製品使用などが描かれています。
取扱説明書は、日本語にも対応している親切な仕様です。


- SOUNDPEATS Air5 Pro
- イヤピース(S/M/L)
- Type-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- アプリガイド
- PEATS君のステッカー
SOUNDPEATS Air5 Proレビューまとめ
ここまで、SOUNDPEATS Air5 Proについて書いてきましたが、二週間使って見てわかったのは一万円以下で高品質で様々なノイズキャンセリング機能に対応と価格を考えても高機能なイヤホンでした。
特に音質は、iPhoneとAndroidどちらで試聴してもクリアで心地がよく、音楽、動画、ゲームなど集中して楽しむことができます。
ノイズキャンセリングは完璧までとはいきませんが、ある程度の効果があり騒がし場所での外音の軽減効果は価格以上と言えます。
また、バッテリーは一日中利用できる最長47時間の持ちがあるのも魅力。移動が長い通勤や旅行をする方には重宝すること間違いありません。
正直、ハイエンドモデルのような音質、ノイズキャンセリング効果は期待できませんが価格以上のイヤホンであり、初めてイヤホンを購入する5,000円以下の低価格イヤホンを使ってきた方にとっては満足できるイヤホンと言えます。
もしも、この記事を読んで参考になりましたらSOUNDPEATS Air5 Proを一度手に取って見てはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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