日々、忙しい私たちに代わって部屋をキレイにしてくれるロボット掃除機。
そのロボット掃除機で人気なのがルンバですが、最近では様々なメーカーが多種多様なタイプのロボット掃除機を発売しています。
中でもLefantの「M210ロボット掃除機」は直径28cm、厚み7.6cmの超小型なボディーが特長的なロボット掃除機です。
小型設計で小回りが利くので広くないエリアの掃除に最適。ブラシレス吸引口はペットの毛をブラシに絡ませずに吸引することができます。
そこで本記事では、購入検討中の人向けにLefantの「M210ロボット掃除機」について実際に使ってみた感想やメリットとデメリットを紹介していきます。
- 狭い部屋でも掃除ができるロボット掃除機を探している人
- メンテナンスが簡単なロボット掃除機を求めている人
- 3万円以下で操作が簡単なロボット掃除機を探している人
Lefant M210 ロボット掃除機の特徴
「M210ロボット掃除機」は、直径わずか約28cmとロボット掃除機としてはかなり小型で、機能的にもシンプルなのが特徴で水拭き用ではなくは掃除のみの仕様になっています。
本体の高さはわずか7.6cmと椅子周りやソファの下なども入っていける為、隅々まで掃除が可能。掃除モードは自動、壁沿いモデル、スポット、弓形走行の4種類を使い分けることで、様々な場面に対応することが可能です。
吸引口はブラシレスで吸い込む形式を取り、毛足の長いカーペットやペットなどの毛でもしっかり2つの回転ブラシでかき込んで回収します。
強い吸引力を実現すると同時に、動作音も静かで時間を気にせず稼働させることができるのがこの商品の一番良い所です。
また、アプリで掃除時間の予約をしておけば、留守中にお掃除を済ませてしまうこともできるので日中留守が多い方に便利。高齢の方や機械が苦手な方でも付属のリモコンで操作が簡単なロボット掃除機です。
M210ロボット掃除機のおすすめ度
おすすめ度 |
M210ロボット掃除機の特徴
- 清掃の手間が省けるブラシレス吸引口
- アプリや音声アシストでの操作が可能
- 静音設計で超小型のロボット掃除機
Lefantとは中国深圳の家電ブランド
Lefantは、主にロボット掃除機の研究開発、生産、販売を行なっている中国の深圳市に本社を置く家電ブランドです。
なかでもロボット掃除機は、現在「米国、英国、ヨーロッパ、カナダ、日本」など世界各国で人気な商品あり、販売台数が総計300万台を突破しています。
ネット販売大手のAmazonでは多くのロボット掃除機が取り扱われ、主に低価格タイプが人気。値引きクーポンも配布されていることもあり、比較的にお手頃価格でロボット掃除機を購入することができます。
製品仕様
静音設計で超小型のLefant「M210ロボット掃除機」の仕様は下記の通りです。
メーカー | Lefant(レファント) |
モデル | M210 |
カラー | ホワイト |
コントローラタイプ | APP控制 |
制御モード | WiFi/アプリ コントロール/Alexa コントロール |
クリーンモード | オート/スポット/エッジ/マニュアル |
使用時間 | 120分/120㎡ |
長寿命バッテリー | 1800mAh |
電源 | バッテリー駆動 |
電圧(V) | 19.6 ボルト |
騒音レベル | 60 dB |
リモコン付属 | はい |
電池 | リチウムイオン(単4電池) |
商品重量 | 3kg |
製品サイズ | 28x28x 7.8cm |
梱包サイズ | 39.2 x 33.1 x 11.6 cm |
ダストボックス | 500ml |
表面の推奨事項 | ウッド、ハードフロア、ローパイルカーペット |
その他 機能 | 予約タイマー, 衝突防止 |
Lefant M210 ロボット掃除機の設定
アプリと連携するれば、リモコンだけではなくアプリを使って離れた場所からも操作ができるようになります。
下記の通り進めれば、約5分もかからずに完了しますので参考にしてくださいね。
M210ロボット掃除機の接続を見る
右上の「デバイス追加」から掃除機を追加します。
本機の中蓋を開け、右上の主電源スイッチをONにします。
中蓋を閉め、天面のスタートボタンを6秒間長押しします。
手順に沿いながらLefant のアカウントを作成します。
掃除機をWiFiネットワークと紐づきます。
WiFiネットワーク設定中、「Smart life-XXX」に一時的に接続しペアリングを行います。
「Smart life-XXX」からロボットが正常にペアリングされるまで約2分すれば完了です。
ペアリング終了後は、付属のリモコンまたはアプリで操作してみてください。
Lefant M210 ロボット掃除機レビュー
ここでは、「M210ロボット掃除機」を実際に使ってみた感想についてレビューしていきます。
小型でスタイリッシュなデザイン
直径約28cm、高さ7.6cmサイズなロボット掃除機は、テーブルやベッドの下など、入りにくい隅にも簡単に潜り込むことができるほど小型なデザインです。
騒音レベルは60dBと、ロボット掃除機の中では静音な類に入り、夜間に清掃しても洗濯機や食洗機、TVの音よりも静かで作業していても気になりません。
流石に、深夜時間帯は音が気になるので、控えておくべきですが、人気のある22時ごろまでならまったく気にならない騒音と言っていいでしょう。
また、専用アプリや音声アシスト機器と連携されば、清掃予約や遠隔操作も可能。朝の忙しい時間に自ら清掃する必要がなくなります。
使いはじめから予約清掃を使っていますが、朝に清掃する時間が省かれたので空き時間が増えゆとりのある家事と出勤ができるようになりました。
価格は1.5万円と一般的ですが必要な機能は一通り揃っている。操作はリモコンだけで簡単にできる仕様。はじめてロボット掃除機を使いたい方でも扱いやすいエントリーモデルの商品と言えます。
取り出しやすいダストボックスと絡まないブラシレス吸引
「M210ロボット掃除機」は、ダストボックスは容量500mLと吸引力の強いブラシレス吸引ポートが特徴的なロボット掃除機です。
大きめダクトボックスは、ペットがいるご家庭向けに設計されたロボット掃除機でもありブラシレス吸引ポートは髪の毛やペットの毛をしっかり吸引してくれます。
回転ブラシのようにゴミが絡まったり、毛絡まりで動かなくなる心配が少なく、余計なお手入れが必要になることがありません。実際に数回使ってみても、ゴミ捨て以外のお手入れはしていないのが現状です。
人間の髪の毛でも絡まらないどころかペットの毛も絡まることがありません。ペットの毛に悩んでる方におすすめな一台です。
4つの清掃モードでくまなく清掃
アプリまたは付属のリモコンを使うことで「自動モード、壁沿い、スポット、弓形走行」の4つの清掃モードを使い分けることで、様々な場面に対応できるロボット掃除機です。
細かく説明すると!
- 自動モード:清掃時間を予約できる項目から開始時間、稼働時間、モード、曜日など細く設定することが可能。
- 壁沿い:文字通り部屋のゴミが溜まりやすい壁のみを清掃
- スポット:ロボットが自動でランダムの清掃が可能
- 弓形走行:部屋の形に添ってジグザグに動いて効率よく走行し、部屋の死角となる部分も綺麗に清掃
となります。
実際に自動清掃させてみると、マップ全体を満面なく清掃をしているのがわかります。
また、壁沿いモードを使ってみると、当たり前ですが、じっくり壁に沿って清掃をしてくれます。淵に集まりがで掃除機では吸いきれないホコリもブラシでしっかりかき出しながら吸引してくれます。
おかげで、自分で掃除するよりも隅々まで綺麗に清掃してくれるので、これからは「M210ロボット掃除機」にお部屋の清掃を任せたいと思うよになりました。
ちなみに、このアプリのデメリットと言ってもいいのが、この地図は一時的なもので、掃除を終えると瞬時に消去されてしまいますのでその点は留た意が必要です。
落下防止と衝突防止
丸型の「M210ロボット掃除機」は、前面に赤外線センサーを内蔵し衝突防止バンパーを搭載したロボット掃除機。
壁や階段などを自動的に検知し、家具やクロスを傷つけを防ぎながら清掃をしてくれます。
また裏面には段差センサーも搭載しているので階段からの落下を防いでくれます。
実際の動作は、壁付近に接近するとブレーキをかけたりスローダウンをする動作を見受けられます。だだ、たまに壁にぶつかりながら清掃している風景も見受けれます。
他社製品を持ち合わせておらず、比較はできませんが、壁に穴をあけることやクロスを破るほど勢いのある清掃は見受けられません。
比較的おとなしく清掃してくれるロボット掃除機と言えます。
アプリでの遠距離操作が可能
付属のリモコンでも操作ができますが、アプリを使うことでより細かな清掃設定や管理をできるようになります。
例えば、忙しい朝に操作を忘れても自宅内のWi-Fiと結びつければ、スマホを使って外出先から清掃の指示を出すことができます。
旅行や出張で長期の間、家を留守にしてもアプリを使えばしっかり清掃してくれるのでいつも綺麗な部屋を維持できます。
ちなみに、アプリでできることは下記の通りです。
- 掃除機の状態表示(掃除予約、充電状況)
- マップの作成(時間、距離)
- AlexaやGoogleアシストとの連携
- 操作(清掃、充電、清掃モード、検知)
- 予約、リモコン、アップグレード、設定
- 取扱説明書の閲覧、お問い合わせ、マイページ
一通り清掃できる機能はありますが、清掃範囲を指定できないことや清掃マップが記録されないなどがあります。
特に、ペットがいるご家庭の場合、水やエサをあげる場所、子供のいる方ならプレイルームなどに入り込んでしまいます。
この辺りを重要視する方には「進入禁止エリアを追加」や「清掃マップ」が記憶できる上位製品のロボット掃除機「M1、N3」があります。
より高い精度のマッピングを可能にしていることはもちろん、標準で水拭き機能や稼働時間が2倍になっている。室内を正確・効率的な清掃を求めている方には上位機種がおすすめです。
M210 | M1 | N3 | |
価格 | 14,999円 | 26,999円 | 35,999 円 |
サイズ | 28×28×7.6cm | 32×32×9.4cm | 32×32×9.5cm |
音声アナウンス | 非対応 | 対応 | 対応 |
吸引口 | ブラシレス | ローラーブラシ | ローラーブラシ |
侵入禁止エリアの設定 | 非対応 | 対応 | 対応 |
マッピング機能(記憶) | 非対応 | 対応 | 対応 |
Alexaに接続して使う
正確にロボットを操作させるには専用アプリである「search Lefant life」の活用が必須ですが、音声コマンド(Alexaなど)によって掃除機を起動したり一時停止したりすることがでより活用できるようになります。
利用するには、まずアプリのインストールとアカウントの作成が前提であり、その後はアレクサアプリ内の「スキル」と連携させます。
Amazon echoがあればスマホがなくとも指示を出すことが可能です。
我が家ではAmazon Popを利用しています。以下の手順でアプリにスキルを登録させることで”音声#だけで清掃をさせることができるようになりました。
アレクサスキルの連携手順は以下の通りです。
①Alexa APPをダウンロード
②AmazonのアカウントからAlexaにサインイン
③メニューからスキル・ゲームを選択
④Lefantを検索し“有効にして使用する”を実行
Lefantアカウントのログインページがポップアップ表示されます。(Lefantスキル)
⑤Lefantのログイン後、ネットワーク接続が開始しAlexaとロボット掃除機のリンクができれば完了です。ロボット掃除機を音声でコントロール可能になります。(Amazon echoでも同様にご使用可能です)
登録ができれば、「Alexa 掃除機をかけて。」や「Alexa掃除機をとめて。」と言ったオン・オフ制御ができるようになります。
このように、「 M210 ロボット掃除機」は音声だけでの起動させれるので高齢者や機械に弱い方、子供、初心者までも気楽に使える便利な掃除機です。
AmazonEcho Popについての詳しい説明は下記の過去記事にてレビューしています。気になる方は合わせてお読みください。
Lefant M210 ロボット掃除機の気になる点
ここでは、「M210ロボット掃除機」を使って感じた気になる点について紹介していきます。
ホームに戻らない時がある
清掃が終わりホームへ戻るように指示(充電)するのですが、稀に戻らない時があるのが気になる点です。
よくあるのが、障害物の影響(壁や電子機器)で、ホームを探しきれずその場で止まっているケースです。
その日に帰宅できれば問題ないかですが、長期留守であればバッテリーが無くなり、清掃ができなる問題が発生します。
遠隔操作は便利な機能ですが、結構長い間掃除中となっていたり、エラーのままとなっているので、ちゃんと終わって充電しに戻ってくれるのか心配になるところです。
本体センサーの性能感度と言ってしまえばそれまでですが、このような場合。本体とホームの電源のオン・オフの実施や接点の清掃を行うと改善されることがあります。
現に、電源のオン・オフでホームに戻らない問題は解決だきています。
これが頻繁におきると購入後は不良を疑いますが、今のところそこまでに至っていません。
また、それ以外では、汚れや機器のたまたまのエラーだったりするケースがあるので、オン・オフがダメなら試す価値があると言って良いでしょう。
それでも改善されない場合はメーカーに問い合わせてみることをおすすめします。
日本語の説明書はアプリのみ対応
設置や設定で困った点は、リモコンの使い方は日本語であるのに対し、説明書や簡易ガイドは全て英語となっていることです。
機械の扱いに慣れている人であれば図(絵)を見て進める事がきますが、そうでない方はそうはいきません。
図と字ありきとなるので機会が苦手な方は設置や設定時に少々手こずると言っても過言ではありせん。
とはいえ、実は公式サイト上で「 M210 ロボット掃除機」や紙版の「QRコード」を読み取れば電子版のの日本語説明書を公開しています。
いつでも見れる紙形式ではありませんがこれを見れば機械が苦手な人でも設置や設定が可能なはずなので下記にリンクを紹介しておきます。
また、サイトでも見れますがアプリをインストールすればアプリからも説明書を見ることできます。スマホをお持ちの方ならいつでも確認できるので、アプリを使っての利用をおすすめします。
ダストボックスの清掃が手間
「M210ロボット掃除機」は自動吸引式の仕様ではなく、手動でゴミを捨てるダストボックス式です。
清掃頻度は週1回くらいか1ヶ月くらいが目安となりますが、ゴミが溜まったら交換するだけの紙パックタイプに比べ、ゴミを落としたり清掃の手間なのが気になる点。
時間にして10分くらいではありますが、パックなら交換するだけなので楽というのが正直なところです。
とはいえ、ダストボックスタイプはパックの購入費用、コンパクトな設計を実現するには不可欠な要素で価格帯をみればコストパフォーマンスを考えたデザイン。
この辺りは好みが分かれますが、清掃の手間を省きたい方は紙パック式で自動吸引してくれるハイスペックのロボット掃除機がおすすめです。
ちなみ、ブラシのお手入れを定期的にやっておくと、長持ちしますし掃除効果も維持できます。 また、放置するとだんだん性能も落ちていくのでマメに清掃するようにしましょう。
Lefant M210 ロボット掃除機のよくある質問
購入前によくあるロボット掃除機の質問を下記にまとめてみました。
Lefant M210 ロボット掃除機の開封と外観
パッケージはアタッシュケースの様なデザインで持ち運べる様に取っ手がついています。裏面には製品仕様などが記載されています。
箱の中身を確認していくと、充電スタンド、ACアダプタ、回転ブラシx4(うち2つは予備)、リモコン、マニュアルが同梱物されています。マニュアルは日本語対応で丁寧な図解もあり分かりやすいです。
本体のカラーはシンプルなホワイト。ブラックの埃が目立つのが嫌な方にはぴったりなデザインとなっています。
本体天面の蓋をあけるとダストカップと電源スライドボタンがあります。蓋の内側には故障時の「トラブルシューティング」が記載されています。
ダストカップはこのサイズとしてはやや大きく、容量としては500mlの仕様です。出荷時にはフィルターが装着しており予備と合わせて2個のフィルターが付属します。
充電ステーションは、ACコンセントを左側から差し込むタイプ。上部には清掃用のブラシが装着されています。
本体とドッキングするとこんな感じです。
裏面には、上から段差センサー、充電端子、サイドブラシ、吸引口、駆動ローラーとなっています。吸引口はブラシレスの仕様と非常にシンプルな造りです。
リモコンは液晶ディスプレイ付き。時計とタイマーの表示ができ各操作がマークとして表示されます。
Lefant M210 ロボット掃除機レビューまとめ
この記事は「Lefant M210 ロボット掃除機レビュー|1.5万円以下でお買い得!椅子の隙間にも入れる直径28cmの小型なロボット掃除機」について書いてきました。
直径わずか約28cmで本体の高さ7.6cmの小型ロボット掃除機。椅子周りやソファの下なども入っていける為、隅々まで掃除をしてくれます。
機能はシンプルで、リモコンやアプリの清掃ボタンを押すだけで勝手に清掃してくれるのではじめての方でも扱いやすい造り。掃除モードは、自動、壁沿いモデル、スポット、弓形走行の4種類があり使い分けることで様々な場面にも対応することができます。
また、ロボット掃除機の比較する点とも言える吸引口は、ブラシレスで吸い込む形式を採用。毛足の長いカーペットやペットなどの毛でもしっかり2つの回転ブラシでかき込んで回収してくれます。
価格は1.5万円とロボット掃除機の中で安価で、機能は一通り揃っているフグシップモデルのロボット掃除機。これ一台あれば、家事の時間が減り時間の空きができるのでご自身の時間が増える事間違いないです。
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