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AIアダプティブオーディオ搭載の7000円台コスパ最強のワイヤレスイヤホン!QCY AilyBuds Pro+ レビュー

仕事や読書中に音楽を楽しむ私にとって、イヤホンは欠かせません。

ノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホンというと、SONYのイヤホンかAppleのAirPodsなどハイグレードのイヤホンが人気ですが1万円以下のイヤホンでもハイエンドモデルに劣らない高機能なイヤホンが多数発売されています。

今回紹介するQCYの新作「AilyBuds Pro+」は家の中でのや外出時の移動中などの使用感は長時間装着しても耳に違和感はなく、連続再生は満足の5時間以上も可能なロングバッテリーを搭載した一万以下の中でもコスパに優れたイヤホンです。

QCYは中国は広東に本社を置くイヤホンメーカーです。

対応機種であれば高品質な音を楽しめるLDAC機能にも対応しているなど、8,000円台の中でも高機能なワイヤレスイヤホンです。仕事や読者に限らずスポーツなどにも適している使い勝手のよいイヤホンでと言えます。

そんな「AilyBuds Pro+」をこの度、メーカー様より試聴する機会をいただきましたので、使ってわかった事について忖度なく詳しく紹介していきたいと思います。この記事を読んでイヤホン選びの参考にしていただければ嬉しいです。

目次

QCY AilyBuds Pro+の特徴

AilyBuds Pro+は13mm径のダイナミックドライバーを搭載し、構造上の音響性能を大幅に向上させることで、音楽の原音を忠実に再現してくれるハイレゾ音源とSBCの約3倍のデータ量の転送を実現する高音質なコーデック「LDAC」 に対応した再生が可能です。

また、「AIアダプティブオーディオ」と「アダプティブノイズキャンセリング」を搭載することで、装着時に周囲の騒音レベルや個人の耳の形状を自動的に測定し、最適なノイズ低減を適用します。 

左右6基の高性能マイクは、通話時に話す時の方位を正確に計算し、音声を保護すると同時環境騷音を最大90%まで抑制。はっきりとクリアな音声を相手に伝えてくれる。

通勤や仕事中など様々なシーンで音楽を楽しむ事ができる多機能・高機能な完全ワイイヤホンです。

QCY AilyBuds Pro+の仕様

AIアダプティブオーディオを備えたのワイヤレスイヤホン「QCY AilyBuds Pro+」の製品仕様は以下の通りです。

メーカーQCY
モデルAilyBuds Pro+(HT10)
ヘッドホン型式インナーイヤー
カラーブラック/ホワイト
接続方式無線
対応コーデックSBC /AAC /LDAC
Bluetooth規格Bluetooth 5.3
ドライバー13mmダイナミック
ノイズキャンセリングアクティブノイズキャンセリング/通話ノイズキャンセリング
連続再生(ケース含)約28時間
連続再生(イヤホン)5時間
急速充電5分で60分使用可能
バッテリー350mAh(リチウムイオン)
充電端子USB-C
マルチポイント対応(アプリ必須)
ゲームモード80㎳の低遅延
マイク6基
操作方法タッチ式
重量ケース(イヤホン含む):約36.8g
イヤホン(片側):約4g
サイズ12.7 x 8.3 x 3.9 cm
その他ハイレゾ音源、専用アプリ対応、マルチポイント接続、外音取り込み、ゲームモード
保証期間12ヶ月の保証付き
発売時期2024年5月24日
参考価格¥7,480

パッケージと同梱品

AilyBuds Pro+のパッケージは化粧箱を採用し上箱にはイヤホン本体のイメージが、下箱には製品情報が描かれています。

AilyBuds Pro+を開封した中身は以下の通りです。

AilyBuds Pro+同梱品
  • AilyBuds Pro+本体
  • 充電器本体
  • USBケーブル
  • 取扱説明書

デザイン

AilyBuds Pro+の外観は、ブラックメタリックを基調としたチープなプラスチック素材を採用。高級感を感じさせるおしゃれなデザインが特徴的です。

本体の正面にはロゴとLEDが並びLEDは充電中が赤色、充電完了で白色のLEDが点灯する仕様です。またカバーの開閉時にもLEDで通知をしてくれます。

下部には、TYPE-Cの充電ポートにリセットボタンが並びます。ボタンはイヤホンの接続不良や再ペアリング時に使用します。バッテリー残量は以下状況でお知らせしてくれます。

バッテリー残量
  • バッテリーの残量100%:5秒間、白色で点灯
  • バッテリーの残量20%:5秒間、赤色で点灯
  • バッテリーの残量5%:赤色で3回点滅

本体を階へすると技適が印字されており、下部に充電端子があります。充電端子は防水ではないので濡れないように注意が必要です。

イヤホン本体は上部にマイクを側面にLEDとタッチセンサーを配置しています。LEDは充電器同様色で状況をお知らせしてくれてるほか、使用中は(バッテリーロー)と音声でも知らせてくれます。

開封時(工場出荷時)のデフォルト操作は下記の通りです。

基本操作操作方法(デフォルト)
電源ON充電器の蓋を開ける
電源OFF充電器の蓋を閉める
音声アシスト左側を3回押す
ゲームモード左側を1.5秒長押し
ANCの切り替え右側を1.5秒長押し
音楽再生操作方法(デフォルト)
再生/停止ダブル(2回)タップ
曲送り右側をトリプル(3回)タップ
通話操作方法(デフォルト)
電話応答・一時停止ダブル(2回)タップ
着信拒否1.5秒長押し

ボタン操作はアプリで変更が可能です。

イヤホン本体の下部には充電端子を配置。出荷時は接点保護のため保護シールが貼られています。(使用時には外します)

イヤホンの内側はうどん型のデザインをしており、装置時はイヤホンを上向けてから下にずらすイメージで行うとしっかり耳に収まります。

充電器の重さは28gのイヤホン本体の重さは片側で約4gで両方では約9g。総重量は37gのワイヤレスイヤホンとなります。

QCY AilyBuds Pro+の使用感

アダプティブオーディオ搭載の音質

AilyBuds Pro+は、最近流行りのアダプティブオーディオにコーデックはハイレゾ音源とLDACに対応したワイヤレスイヤホン。

対応したスマホや音楽再生器であればCDに近い高音な音を楽しめ、LDACに対応したスマホとiPhoneとで比べまでみましたが、どちらもクリアで心地のよい再生をしてくれますが前者の方がクリアな音質の印象を受けました。

アダプティブオーディオ(適応型オーディオ)が、有ると無いとではまったく使い勝手が変わるほど機能しているのがわかります。効果を発揮するにはアプリが必須ですが、それさえ準備できれば外で話しかけられても状況に応じて自動で音量を調節してくれるのはありがたいの一言。

おかげで、ウォーキングや家事をしている最中に話しかけられてもわざわざイヤホンに触れて音量を調節するまたは停止することがなくなりました。

AIアダプティブオーディオとは

アクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能を動的に変化させるもので、ユーザーの好みのリスニング設定を学習し、外の状況に応じて自動で切り替えてくれる機能。音楽などの音量を下げて、ユーザーの目の前にいる人の声を大きく聞き取れるようにして、耳から外さずに会話ができる。

静寂性と軽量感のある付け心地

インナーイヤー型イヤホンの装着感は、イヤピースが無い分圧迫感がなく軽量で軽い着け心地です。

カナル型と比較するフィット感や密閉度は薄いですが、歩いていてもウォーキング(速歩き)であれば落ちそうになる感覚はなく安心して楽しむことができます。

とはいえ、ステム(うどん)部分の装着位置が浅いと少しの振動や仕草で落下する事があるので、しっかり耳の中にいれて引っ掛けるようにメッシュ部分が耳穴を向くようにして自然に装着するのがポイントになります。

メッシュ部分が耳穴と違う方向だと外れやすいです。

イヤホンの装着ポイント
  • イヤホンを平行気味(真横)にして耳に引っ掛ける
  • イヤホンの向きを耳穴に向けるように下に向ける
  • イヤホンに触れ引っ掛かり具合をしっかり確認する

ゲームモードは80㎳の低遅延化を実現

アプリのゲーミングモードを利用することで80㎳の低遅延ゲーミングモードとなる「AilyBuds Pro+」。ゲームや映画鑑賞で映像と音の遅延発生を最小限に抑えてくれます。

実際にゲームモードをオンにしてゲーム(原神)やマリオカートをプレイしてみましたが、一切の遅延を感じることなくストレスフリーのゲームを楽しめました。有線イヤホンやヘッドホンと相違ないとも言っても良いでしょう。

動画視聴やゲームプレイの体験を向上させるとともに、ハンズフリー通話やビデオ会議もよりスムーズに行いたい方におすすめな機能です。

機能を最大限に発揮する専用アプリ

AilyBuds Pro+は、QCYの専用アプリに対応したワイヤレスイヤホンです。iOS、Androidどちらにも対応しBluetooth接続を完了後にアプリを立ち上げれば「AilyBuds Pro+ 」を自動で認識してくれます。

アプリの利用できる機能は以下の通りで、はスワイプ機能を使って操作することができます。

QCYアプリ一覧
  • ステータス(バッテリー残量表示・デバイス認識)
  • オーディオエフェクト(音響効果・デフォルト・ポップ・ベース・ロック・ソフト・クラシック・カスタマイズ)
  • ノイズキャンモード(ノイズキャンセリング、ノーマル)
  • オーディオバランス(左右バランス)
  • 音量調節(ボリュームコントロール)
  • 操作ボタン設定
  • イヤホン検索
  • 電源オフタイマー
  • 外音カット(外音取り込み)
  • LDACスイッチ
  • マルチポイント
  • ゲームモード
  • スリープモード
  • ファームウェアアップデート
  • その他設定(デバイス名・デフォルト戻し・初期リセット・デバイス情報)

ノイキャンや外音取り込みの設定など各メーカーアプリにある機能ですが、スリープ機能やタイマーなども設定できる点は驚きの一言。

高機能モデル(2万円以上)にある機能が8,000円代の「AilyBuds Pro+ 」で利用できる。私は余り利用する事な少ないですが、ブログの執筆が捗らない時など行きに抜きにクラシックを聴きながら休憩するなどの使い方で重宝しそうです。

アプリの機能が充実しているイヤホンです。

QCY AilyBuds Pro+の気になる点

防水仕様には対応していない

AilyBuds Pro+は、仕様や説明書を見ても防水性について明記していません。逆にイヤホンのバッテリーを塗らさないことや充電ケースが対応していない主旨が明記されています。

不明確ではありますが防水性能は無いと思った方が強く、ランニングやウォーキング、水場のある場所での利用は控えた方が良いでしょう。

また、濡れた際はそのまま放置せずに軽く布で拭くなど乾燥させてから利用することをおすすめします。

設定変更なアプリが必須

使い勝手の良いタッチ式を採用しているAilyBuds Pro+ 。しかし、デフォルト(初期設定)では音量調節はなく変更にはアプリが必須となるのがデメリットです。

写真はデフォルトの状況で通り再生と停止、曲送りとデバイス呼び出しの4つのみとなっており、再生中に音量調節を行うにはスマホから設定を変える必要があります。

これでは使い勝手が悪くイヤホンの機能を最大限に生かさしきれていません。そこで必要となるのが専用アプリで、これを利用する事により操作設定を変更することができるようになります。

アプリの利用ができない方には使い勝手が悪いイヤホンとなってしまいますが、設定を変えることができればより使い勝手がよくなるのでアプリの利用を強くおすすめします。

Tranya Nove Liteとの比較

最近、手にした中で価格、性能が似ている手持ちのイヤホン「Tranya Nove Lite」と比較してみました。同価格帯で比較しているは是非、参考にしてみてくださいね。

メーカーQCYTRANYA
モデルAilyBuds Pro+Nove Lite
タイプインナーイヤー型カナル型
ドライバー13mmダイナミック12mmダイナミック
通話マイク左右6基左右4基
対応コーデックSBC /AAC /LDACSBC,AAC
連続再生(イヤホン)イヤホン:5時間
ケース本体:28時間
イヤホン:9時間
ケース本体:36時間
急速充電5分で60分使用可能10分で2時間使用可能
防水規格IPX5
外部音取り込み対応対応
ノイズキャンセリング対応対応
マルチポイント対応対応
専用アプリ対応対応
装着検知対応
ゲームモード80㎳低遅延38ms低遅延
重量ケース(イヤホン含む):約36.8g
イヤホン(片側):約4g
ケース(イヤホン含む):45g
イヤホン(片側):10g

まず、音質はどちらもiPhoneなどiOS端末で聴くのであればホワイトノイズもなく安定した低音よりの音質です。一方、LDACに対応している端末での「AilyBuds Pro+ 」はクリアに加え深みのある音源を体感(CD音源に近い)できるので音楽を楽しみたい方は後者がおすすめと言えます。

ただし、インナーイヤーがである為カナル型とは違い装着感が浅かったり、防水機能がないなど機能面の違いがあります。

高音質なイヤホンを求めている方であれば「AilyBuds Pro+ 」がおすすめですが、水場でも利用したい方には不向きと言えスポーツなどをしたい方は耳にしっかりフィットするカナル型の前者がおすすめになります。

まとめ

低価格帯でありながらも「AilyBuds Pro+」は高いノイズキャンセリングと高音質のハイレゾ音源とLDACコーティングを搭載したワイヤレスイヤホン。販売価格は7480円とお求めやすい価格です。

AilyBuds Pro+をおすすめな人
  • 低価格で急速充電できるイヤホンを求めている人
  • 音質を自分好みにできるイヤホンを求めている人
  • 長時間でも疲れにくいイヤホンを求めている人

また、完成度の高いQCYアプリが用意されており、イコライザー機能やを使用することで自分好みの音質に近づけることも可能です。

仕事や通勤に限らず、カフェなどに出かける際も小物として持ち運びしやすい女性やお子様へのプレゼントにもおすすめ。イヤホンに1万円は出せないと考えてる方は、是非QCY「AilyBuds Pro+」を試してみてはいかがでしょうか?

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