こんにちは!これまでイヤホンを20個以上レビューしているmatu(@matu1983zz)です。
スマホや音楽プレーヤーから離れた場所でも、音楽が楽しめるワイヤレスイヤホンは人気の商品ですが、音の迫力には欠け周囲の騒音を完全には消し去ってはくれないモノが多いのが現実です。
そこで今回紹介するのが、ワイヤレスヘッドホンなのに軽量で長時間つけていてもストレスを感じないSOUNDPEATSの「SOUNDPEATS Spaceワイヤレスヘッドホン」です。
イヤホンよりも大きな40mmの大口径ドライバーとノイズキャンセリングを搭載し、装着した瞬間に周りの音を遮る効果と圧倒的な音質に驚かされる仕上がりとなっています。
価格は6,000円台でマルチポイント接続にも対応するなど機能性は十分でコスパに優れたヘッドホン。そんな「SOUNDPEATS Spaceワイヤレスヘッドホン」を本記事では、使って分かった事について詳しく紹介していきます。
この記事を読んでワイヤレスヘッドホン選びの参考になれば嬉しいです。
SOUNDPEATS Spaceの特徴
オーバーイヤー型で軽量設計にプロテインレザーと低反発素材の組み合わせた心地よいフィット感が特徴的なワイヤレスヘッドホン「SOUNDPEATS Space」。
- 低音域から高音域まで幅広く緻密な音質の大口径40mmドライバーを採用
- 騒音が気になる環境でも快適に音楽を楽しめる最大-35dBのノイズキャンセリング機能搭載
- 側圧が軽く長時間でも快適な心地よくいフィット感のプロテインレザーと低反発素材を使用
- マルチポイント、ENC通話ノイズキャンセリング、低遅延ゲームモードなど機能をしっかり搭載
- 移動や外出中でも安心な連続再生時間が最大123時間のロングバッテリー搭載
ドライバーに大口径40mmを採用し、ノイズキャンセリングには最大-35dBの機能を搭載。騒音が気になる環境でも快適に音楽を楽しめることができます。
再生時間は最大123時間の持ちで、移動や外出中でも安心のロングバッテリーであり周囲の雑音をしっかりカットのマルチポイント、ENC通話ノイズキャンセリング、低遅延ゲームモードなど必要な機能が備わったコスパに優れたワイヤレスヘッドホンです。
製品仕様
SOUNDPEATS Spaceの製品仕様は以下の通りです。
メーカー | SOUNDPEATS |
モデル | SOUNDPEATS Space |
ヘッドホン型式 | オーバーヘッド型 |
カラー | ブラック/イエロー/ホワイト |
素材 | プラスチック |
接続方式 | 無線(Bluetooth 5.3)/ 有線(脱着式) |
ドライバー | 40mmドライバー |
ヘッドホンジャック | 3.5mmジャック |
連続使用可能時間 | 最大123時間 |
充電端子 | USB-C |
ノイズキャンセリング | 最大-35dB |
マルチポイント | 対応(アプリ必須) |
ゲームモード | 65msの低遅延 |
マイク | デュアルマイクノイズリダクション |
操作方法 | ボタン式 |
重量 | 264g |
サイズ | 17 x 19 x 9 cm |
対応機種 | Android各機種/iPhone各機種/iPad各機種/iPod各機種/PC / パソコンやウォークマンに対応 |
保証期間 | 12ヶ月の保証付き |
発売日 | 2023年9月 |
販売価格 | 6,980円 |
SOUNDPEATS Spaceデザインと同梱品
パッケージはホワイト一色の表には商品イメージを裏には製品仕様が描かれています。
パッケージの中身はこんな感じで、付属品は以下の通りです。
- ヘッドホン本体
- Type-C充電ケーブル
- 3.5mm AUXケーブル
- 日本語取扱説明書
デザイン
外観はプラスチック素材の内部の一部にプロテインレザーと低反発素材の組み合わせ素材を採用したシンプルなデザイン。
イヤーカップはSOUNDPEATSらしいおしゃれなロゴが描かれています。色はブラックとホワイトとイエローのラインナップが有ります。個人的には本機の明るめのイエローが好みです。
ベッドの調節範囲は30° 角で、折り畳める仕様。スペースを取らず持ち運びが可能です。
ヘッドホンの伸縮幅は3cmの仕様。右が通常時、左が全開での使用です。
イヤーカップ右側には音量調整ボタン、電源ボタン、3.5mmジャック、外部マイク、インジケータが並びます。初回は電源ボタンを3秒押すとオンになります。
インジケーター表示は下記の通りです。
充電中:常に赤点灯
満充電:ライト消灯
使用中:ライト点灯
イヤーカップ左側にはモード切り替えボタン、Type-C端子、外部マイク、インジケーターが並びます。
調整ボタンの操作は下記の通りです。
音楽再生 | 操作方法(デフォルト) |
再生/停止 | 電源ボタン(右側)を1回押す |
曲送り | 音量「+」ボタンを1秒間押し続けます |
曲戻し | 音量「−」ボタンを1秒間押し続けます |
音量を上げる | 音量「+」ボタンを1回押す |
音量を下げる | 音量「−」ボタンを1回押す |
ANC・外音取り込みモードの切り替え | モード切り替えボタン(L側)を1回押す |
ペアリングモードへの移行 | 音量「+」と「−」ボタンを同時に5秒間押し続けます |
音声アシスト | 電源ボタンを2回押す |
ゲームモード | 電源ボタンを3回押す |
通話 | 操作方法(デフォルト) |
電話を受ける | 通話中電源ボタン(右側)を1回押す |
着信拒否 | 通話中電源ボタン(右側)を通話中電源ボタン(右側)を1.5秒押す |
通話切替 | 通話中電源ボタン(右側)を2回押す |
ヘッドホンの重量は262gとワイヤレスヘッドホンの中では比較的軽量な類に入るイヤホンです。
SOUNDPEATS Spaceレビュー
ここからは、SOUNDPEATS Spaceを実際に使ってみたことについて紹介していきます。
SOUNDPEATS Space音質評価
音質評価:
ノイスキャンセリング:
音の傾向:フラット(低音寄り)
得意な音楽:ロック、ポップス、ジャズ
臨調感:普通
音質はクリアで低音域の響きは若干弱め、全体的に篭もりがちな印象を受けるヘッドホンです。(ノーマル時)同時に、音声はSOUNDPEATS特有の他社よりパワフルな点は好みが分かれるポイントとなっています。
ノイキャンはおまけ程度かと思っていましたが、強すぎずしっかり遮断しながらも人の声やアナウンスも聞こえ雑音が穏やかに程よい印象です。カナル型イヤホンの耳栓タイプと同等の効果があるくらい装着時の効果に驚かされました。
とはいえ、ANCをオンにすれば持続時間が短くなるのでバッテリーの短いときは早めに充電するか利用を控えるなどの注意しておく必要があります。総じて、低音寄りで程よくノイズキャンセリングが効いてくれる値段以上の商品。ヘッドホン初心者の方やお子さんへのプレゼントにピッタリです。
SOUNDPEATS Spaceの装着感
レザー素材を採用し耳を全体的に覆う形状をしたオーバーヘッド型のデザインは、軽量でありながらイヤホンとは違い疲れを感じさせない圧迫感がないのが魅力的です。
初めて装着した感じは、パッド部分を調整してもメガネがズレない点に好評を与えてくれ、短い時間の使用でも耳に痛みを感じさせず音楽を楽しむことができるました。
また軽量ではあるので圧迫感は控えめなこともあり、耳のサイズによってキツイと感じる方でも痛みをあまり感じさせずに音を楽しむことができる装着感があります。
優しいフィット感があります。
2台同時接続のマルチポイント対応
ワイヤレスヘッドホンでは珍しいマルチポイント接続に対応しています。機能を利用するにはスマホアプリが必須であり、スマホのアプリをインストール後にアプリを立ち上げ機能をオンするだけの簡単な操作です。
マルチポイントの利用方法
- SOUNDPEATSの公式アプリをインストールし、アプリを開きマルチポイント機能をオンにします。
- ヘッドホンと利用する再生機AとBをそれぞれペアリングを行いどちらかの再生機のみ(片方)オフします。(ここでは再生機Aをオフにします)
- 次にもう片方の再生機Bを正常にペアリングできるまで繰り返し接続を完了させます。接続後はそのままにしておきます。
- 最後に再生機Aとペアリングさせてマルチポイント接続の完了です。
しかし、スマホとPC間の切り替えのみ役立つ機能で、PC間であってもアプリを利用できなければ利用することができません。
利用する前に用途を把握してからの購入をおすすめします。
もしもの時に便利な有線接続に対応
ワイヤレスと3.5mmのイヤホンジャックを搭載した仕様であるので有線接続にも対応しています。付属のイヤホンケーブルに接続し反対側を機器に接続すれば即利用することが可能です。
バッテリー切れであっても音声を聞くことができますので、もしもの時には重宝する機能と言えます。また、足音など細かい音が必須なゲーム機や細部の音を聞けるミキサーを利用したい方にとって、より高品質の音声を体感しながら楽しむことが可能です。
最大125時間再生のバッテリー持ち
SOUNDPEATS Spaceのバッテリー持ちは最大123時間と長く、40時間前後のバッテリー持つ他社のモデルと比べて大容量の仕様となっています。
再生時間はノイズキャンセリング等の機能利用で大きく変わってくるので商品情報から読み取り辛いですが、123時間もあれば通勤や通学使いで約3ヶ月も充電が不要なのは嬉しいポイントと言えます。
残量を気にせず存分に楽しめるのは大きなメリットです。
仮にバッテリーがなくなったとしてもモバイルバッテリーを携帯しておけば、数十分もあれば1時間の再生を行うことができます。また、授業や就業中に充電させておけば帰宅頃にはフルで利用することが可能できるので、モバイルバッテリーと付属のケーブルをセットで持ち歩くことをおすすめします。
移動が長い方は連続再生時間が長いモデルがおすすめです。
専用アプリ「SOUNDPEATS」との相性抜群
本機は安価な割に音質が良いのが特徴ですが、最大の魅力は専用アプリ「SOUNDPEATS」に対応している点です。
このアプリは共用の専用アプリということもありイコライザーの変更や各種モードを選択できるなど、充実した機能となっています。
ざっくり何ができるかというと!
- バッテリー残量表示
- ファームウェアアップデート
- 設定リセット
- 音量調節(ボリュームコントロール)
- ノイズキャンセリングモード(ノイズキャンセリング、ノーマル、外音取り込み)
- イコライザー(EQ)
- ゲームモード
- マルチポイント
ノイズキャンセリングモードを使うことで、外部の音と釣り合う音を発生させノイズを消し去ってくれるので、映画や音楽、ミュージックなどを臨場感豊かに集中して楽しむことができます。
さらに、イコライザー機能を使うことで、曲に合わせてやその日の気分に合わせてお好みのカスタマイズしたりすることが可能です。
SOUNDPEATS Spaceの気になる点
ここではSOUNDPEATS Spaceを実際に使ってわかった気になる点について紹介していきます。
- 付属のAUXケーブルは低品質
- マルチポイント接続はアプリが必須
- ボタン操作がしずらい
付属AUXケーブルは音質が変わる
付属のAUXケーブルを使用した際の音質はワイヤレスとは全く違う品質で、クリアではあるのですが、音がこもってしまうのが気になるところです。
ノーマルモードで低品質では音楽を楽しめることは難しいと言えます。ANC以外でも高品質な仕様で視聴するなら高品質なものに交換しての利用をおすすめします。
良い音で聴きたい場合はワイヤレスか別途AUXケーブルを準備しましょう。
ボタン操作がしずらい
SOUNDPEATS Spaceの音量調節はボタン式を採用したヘッドホンです。センサー式とは違い誤動作がないのがメリット。ですが、ボタンがチープな上に小さく装着後の操作はわかりずらく押しにくいのが残念なところです。
また、ノイズキャンセリング機能の有効に違いがあるのも残念などこで、無線時はANCボタンを短押しするだけなのが、なぜか有線時は、ANCボタンを3秒長押しでモード選択に移行します。
操作に慣れている方なら問題ないですが、慣れていない方のために分かりやすい仕様、説明書への記載となれば寄り使い勝手の良いヘッドホンになるので今後の開発に期待です。
SOUNDPEATS SpaceとTranya Nove Liteを比較
ここでは、SOUNDPEATS Spaceとワイヤレスイヤホン「Tranya Nove Litfe」と比較検証した結果を紹介していきます。
メーカー | TRANYA | SOUNDPEATS |
モデル | Nove Lite | SOUNDPEATS Space |
タイプ | カナル型 | オーバーヘッド型 |
カラー | スターライト | ブラック/イエロー/ホワイト |
ドライバー | 12mm径ダイナミック | 40mmドライバー |
連続再生(イヤホン) | イヤホン:9時間 ケース本体:36時間 | 最大123時間 |
急速充電 | 10分で2時間使用可能 | ー |
防水規格 | IPX5 | ー |
操作方法 | タッチ | ボタン式 |
ノイズキャンセリング | -40dB | -35dB |
低遅延モード | 38ms | 65ms |
どちらも6,000円台のイヤホンである音質は、当たり前ですが、インナーイヤホン型の方が没入感と臨調感があります。
対してSOUNDPEATS Spaceは音の広さはあるものの臨調感に欠けます。
とはいえ低音よりのクリアな音質は聴きやすく軽量型なので長時間でも疲れず、耳の奥ではく、耳の付近で音を鳴らすので、耳への負担は少ないのがメリット。
細かな音を聴きたい型はインナー型イヤホン、臨調感に欠けるが耳への負担などを考えならヘッドホンタイプのSOUNDPEATS Spaceがおすすめです。
この記事で、比較検証している は過去の記事で紹介しています。気になる方は合わせこちらも読んでみてくださいね!
SOUNDPEATS Spaceのよくある質問
SOUNDPEATS Spaceに寄せられたらよくある質問についてまとめてみましたのでご紹介していきます。
SOUNDPEATS Spaceレビューまとめ
この記事は、「SOUNDPEATS Spaceワイヤレスヘッドホンレビュー|低音を堪能できる軽量ワイヤレスヘッドホン」について書いてきました。
SOUNDPEATS Spaceをまとめると!
SOUNDPEATS Spaceの特徴
- 低音域から高音域まで幅広く緻密な音質の大口径40mmドライバーを採用
- 騒音が気になる環境でも快適に音楽を楽しめる最大-35dBのノイズキャンセリング機能搭載
- 側圧が軽く長時間でも快適な心地よくいフィット感のプロテインレザーと低反発素材を使用
- マルチポイント、ENC通話ノイズキャンセリング、低遅延ゲームモードなど機能をしっかり搭載
- 移動や外出中でも安心な連続再生時間が最大123時間のロングバッテリー搭載
SOUNDPEATS Spaceのメリット・デメリット
6,000円台ながら大口径40mmドライバー、最大-35dBのノイズキャンセリング機能を搭載し、音質は低音寄りのクリアな仕上がりは、ヘッドホン初心者の方でも十分に音を楽しむことができる。
また、2台同時のマルチポイント接続やゲームモードなど使い勝手の良いヘッドホンでもあるので一度手にとって確かめてみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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