- 真夜中にゲームがしたいけど音が気になる
- ヘッドセットが欲しいけど高いモデルに手を出せない
- ヘッドセットが欲しいがはじめて性能がわからない
こんな悩みを解決する商品をご紹介します。
こんにちは!これまでイヤホンを20個以上レビューしているmatuです。
仕事から帰宅したら一日の疲れを(ゲーム)で癒したい。けれども、夜遅くのゲームは周りを気にして音量が小さくなりがち。
大音量とまではいかなくとも、臨調感や没入感を楽しめるヘッドホンが欲しくて探していたところ、FIFINEのゲーミングヘッドセット「AmpliGameH9」をたまたま出会うことができ満足できるゲーム環境を整えることができました。
6,000円台で足音などが聞き取りやすく、低音よりのフラットな音質。パソコンだけではなくゲーム機にも使えるUSB接続は、はじめて使う方でも使いこなせるヘッドホンです。
そんな、FIFINEのゲーミングヘッドセット「AmpliGameH9」を使ってみたことについて詳しく紹介していきます。
この記事を読んでゲーミングヘッドセット選びの参考にしてくだいね!
- 入門機としては最高の音質!
- 圧迫感の少ない装着感
- 高い没入感と広がりのあるサウンド
- クリアなマイク音質
- 接続機器によってはノイズが入る
- 音量調整の利用に制限がある
- 周囲の音を拾うマイク性能
- Switchでの利用は注意が必要
AmpliGameH9について
FIFINE ゲーミングヘッドセット は、PC、PS5、XBOX、iPhoneなどで使用できる有線型のゲーミングデバイス。
コントローラーにプラグを直接差し込むだけですぐに使用可能となります。
- 50mmドライバー搭載で迫力ある音質を再現
- 脱着式の全指向性マイク付き
- 臨場感を感じる7.1chサラウンドサウンド
- 3.5mmのオーディオコントロールパッド付き
- フィット感のある合成皮革イヤークッション
7.1chサラウンドサウンドと50mmドライバーによって高音質なゲーミングオーディオを実現したヘッドセットです。
合わせて、音響に強いメーカーともあって高品質なマイク音質もあります。6,000円台でゲーム音質、マイク音質、装着感などの精度が高く、細かな音の調整ができるのが特徴です。
FPSなど細かなディティールの音も拾いたい方に向けのヘッドセットです。
製品仕様
7.1chサラウンドサウンドが魅力なAmpliGame H9の製品仕様は下記の通りです。
メーカー | FIFINE |
モデル | AmpliGameH9 |
カラー | ブラック |
接続技術 | 有線 |
接続端子 | 3.5mm/USB |
プラグ | 4極ステレオミニプラグ |
ノイズキャンセリング | パッシブ・ノイズキャンセリング |
ドライバー | 50mm |
サイズ | 21 x 18.2 x 9.4 cm |
重量 | 480 g |
対応機種 | PS5/X BOX/iPhone/PC |
アプリ対応 | × |
その他 | マイク付き、オーディオコントロールパッド付き |
公式税込価格 | ¥5,680(税込) |
と、仕様を紹介してきましたが少し補足をさせていただきます。
7.1chサラウンドサウンドは、7つのスピーカーと1つのサブウーファーを通してより映画館のような臨場感を感じる事ができるサウンド技術でプレイ中の足音や声などを正確に表現できるが特徴。
4極ステレオミニプラグは、マイクとヘッドホンの端子が1つになったプラグで、PlayStationやNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機、スマホなどの接続に適した接続端子になります。
FIFINEとはどこの国の会社なのか?
FIFINEは、2009年に設立された中国オーディオメーカーです。
本社は中国にあり、倉庫は米国、英国、カナダ、日本、ロシアに展開。比較的お求めやすい価格帯のマイクなど音響機器を取り扱っています。
AmpliGameH9 開封レビュー
AmpliGameH9のパッケージとデザインを見ていきましょう。
パッケージ・付属品
パッケージは段ボール製でフルカラーで製品写真が写されたデザイン。同梱品は以下の通りです。
- AmpliGameH9本体
- オーディオコントロールパッド(3.5mm/USB接続)
- 脱着式マイク
- 説明書(日本語対応)
日本語説明は、ぎこちない感じですがなんとか理解可能な範囲です。
デザイン
今回試してみたカラーリングはブラックです。本体の質感はチープでシンプルなデザインです。光沢感は少なめな印象です。
有線ケーブルはヘッドホンと一体型で、素材は癖がつきにくいストランドワイヤータイプ(編み)を採用しています。
イヤーカップ外側は可愛さのあるニコニコマークで表記され、左側にケーブルとマイク端子が集約しています。
イヤーカップ内側はLRがホワイトで表記されていてわかりやすい。パッドは、押すと沈みゆっくり戻ってきます。
しっとりしていて長時間の使用でも安心です。
音声認識ケーブルは外部むき出しの造りで、左からヘッドバッドの中を通って右側に接続されています。
オーディオコントロールパッドは3.5mmジャック -USB端子で、ゲーム機やPCのUSB端子への接続ができます。ジャックは単独またはオーディオコントロールパッドに接続しての利用が可能です。(接続するて最長3m10cmになります)
ヘッドバンドの上部にはFIFINEのロゴが刻印され、全体を合皮で覆っています。
AmpliGameH9本体の重量は246gのケーブル等一式を含んだ総重量は323g。ワイヤレスヘッドホンよりも軽量で装着時の負担はないと言えます。
AmpliGameH9のよかった点
こここまで、特徴、仕様、デザインを見てきました。ここではAmpliGameH9を実際に使ってみてよかった点について紹介していきます。
- 入門機としては最高の音質!
- 圧迫感の少ない装着感
- 高い没入感と広がりのあるサウンド
- クリアなマイク音質
それでは見ていきましょう。
入門機としては最高の音質!
価格帯と50mmのドライバー搭載としてはフラットな音質。音場は広めの解像度も高く、細かい音も聞き取りやすい。ゲームや音楽鑑賞など幅広く利用出来るヘッドホンです。
高音から低音までしっかりと出ているが、低音の主張も控えめな印象。はじめてゲーミングヘッドホンをつけてプレイしても聞き疲れすることはありませんでした。また、音楽視聴用として代用することも十分可能で、映画やドラマを視聴するにも十分な性能があります。
優しい音質であるので、お子さんにも安心して聞かせられる音質です。
ただ、低音の再生は弱く、全体的に音が薄っぺらい印象を受けます。あくまでゲーミングに特化したヘッドホンであるので、高い音質を求めるなら、もっと音楽性能に優れたヘッドホンの購入をおすすめします。
音質や音色は価格なりという感じでありますが、全体的にバランスの取れた仕上がりのヘッドホンです。
高い没入感と広がりのあるサウンド
気になるサウンドを「フォートナイト」や「スプラトゥーン3」などFPSゲームでチェックしてみました。周囲のキャラクターの動きを音で感じ取るタイプのシーンでは、音の鳴った位置(足音など)を把握することできました。
立体音響の7.1chサラウンドサウンドを正確に表現でき、没入感を体感できるヘッドホンであることに間違いありません。ただし、距離に関して定位がやや散漫となっている印象が強く、プレイを慣れた方でより正確な位置を把握したい方には、物足りなさを感じる場面があります。
音の方向を把握はできるが、正確な距離感の精度を求める方には好みが分かれるサウンドと言えます。
映画館のような臨場感を感じられるのが衝撃的でした!
7.1chサラウンドサウンドとは!
7つのスピーカーと1つのサブウーファーを通してより映画館のような臨場感を感じる事ができるサウンド技術です。
圧迫感の少ない装着感
ヘッドホンをつけてみた感想は、側圧は適度にあり強くもなく弱くもない印象です。また装置すると、周りの音が一瞬にして消し去るパッシブノイズキャンセリング対応なのが個人的にGOODです。
機械的ではなく、物理的なので長時間でも耳が痛くなりません。長時間のゲームプレイでも支障が出ない、圧迫感の少ない装着感を意識された製品と言えます。
それから、軽量で肩を凝らないデザインであることやバンドの調整幅は広く頭が大き目の人でも使えそうなデザインは素晴らしいの一言につきます。
ある程度、フィット感を自分好みに調整する事は可能な造りになっていますので、高いゲーミングヘッドホンでは予算が合わない。そんな方でも満足できるフィット感のヘッドホンです。
期待を裏切るマイク性能
オマケみたいな見た目の取り外しタイプの全指向性マイクは品質が高く、マイクで有名なメーカーさんの力を感じるほど高音質です。
Switch用の3,000円するヘッドセットと比べると、その差は歴然でノイズや曇った感じを相手に与えませんでした。
プレイ中のチャットも気にせず会話を楽しめる良いマイクです。
ただ、音量やミュートボタンはオーディオコントロールのみで、ヘッドホン自体に音量調節はなく、単にヘッドホンとして使う分であれば使い勝手が落ちるのが残念なポイントです。
USB端子から変換できるアイテムは存在しますが、遅延や音質を考えるとおすすめできる利用方法でありません。
オーディオコントロールを使って操作をしたいのであれば3.5mmジャックタイプのヘッドホンを選ぶことをおすすめします。
USB端子は用途が限られますので注意です。
AmpliGameH9の気になる点
ここでは、AmpliGameH9を使ってみて気になった点について紹介していきます。
- 接続機器によってはノイズが入る
- 音量調整の利用に制限がある
- 周囲の音を拾うマイク性能
- Switchでの利用は注意が必要
それでは見ていきましょう。
接続機器によってはノイズが入る
当たり前ですが3.5mmミニプラグは3.5mm端子があればどの再生機器であっても接続することができます。ですが、パソコンアクセサリーのUSBハブやハブステーションなどの3.5mm端子はメーカーによって「ジー」と言ったノイズ音が乗ります。
電子機器は多かれ少なかれ、内部からの電磁波などさまざまなノイズを発するとは言え、気になるほどで、楽しみにしているゲームも集中して聞くことができません。実際に使ってみてた経験から言わせていただくと、ノイズが気になる方はハブへの接続は控えUSB接続での利用をおすすめします。
USB接続であれば、筆者が実際に使ってみてもノイズを発生せずにゲームを楽しめることが確認できているので、間違いないと言えます。
ノイズが気になる方はUSB接続が一番安定感があります。
周囲の音を拾うマイク性能
相手に対しノイズや声の籠りなどを与えずにクリアな音声を届けてくれる高音質のマイクであるのは確か性能を発揮してくれます。
ただ、性能が良すぎるが上に、タイピング音やマウスのクリック音など、環境音もガッツリ拾ってしまう点が残念なポイントと言えます。
配信やチャットでは声以外も鮮明に拾うので注意が必要です。
とはいえ、着脱式でここまで高音質なマイクであったのには驚きで、価格以上の商品であることは間違いありません。配信やチャットで十分活躍してくれますが、賑やかな場所での利用には注意が必要とだけ認識しておきましょう。
音量調整の利用に制限がある
仕様であるがゆえに仕方ない点ではありますが、USB接続でないと音量調整すらままならないのは残念なポイントです。 特に、iPhoneなどスマホでの利用は、USB接続でないため質然的に音声調整はスマホとなりゲームをしながらでの操作は手間と言えます。
音楽再生や動画視聴では問題ありませんが、1秒の隙が命取りになるFPSゲームでは、足音や周囲の音が聞こえずらいと調節する方は多い。
かくいう私も状況に応じて調整しています。手から離れた瞬間にやられてしまうことも多々あるので、この辺りは、手が離れる時間が短くなる本体側に付いて欲しかったのが本音です。
不便に思うかは好みが分かれる仕様です。
Switchでの利用は注意
オーディオコントロールの先がUSBであるのでSwitchにはドック経由で接続できますが、ドックに接続してのオーディオコントロールはイマイチの操作性です。音量を下げると一気に音量がゼロになり、そこからいくら音量を上げようもボタンを押しても反応しなくなることが多々あります。
解消させるには、一旦USBを抜くかSwitchをOFFすると反応するようになりますが、一時的で完全な解決ではなく、Switchでの利用はこの辺りを頭に入れておく必要があります。
3.5mmミニプラグでの利用は問題ないので安心してください。
FIFINE AmpliGameH9によくある質問
ここでは、FIFINE AmpliGameH9によくある質問をまとめたので紹介していきます。
FIFINE AmpliGameH9まとめ
この記事は、「FIFINE AmpliGameH9レビュー|初心者におすすめな!高音質ゲーミングヘッドセット」について書いてきました。
AmpliGameH9をまとめると!
FIFINE AmpliGameH9の特徴
- 50mmドライバー搭載で迫力ある音質を再現
- 脱着式の全指向性マイク付き
- 臨場感を感じる7.1chサラウンドサウンド
- 3.5mmのオーディオコントロールパッド付き
- フィット感のある合成皮革イヤークッション
メリット・デメリット
AmpliGameH9は、6,000円台でゲームやマイクの音質、装着感などの精度が高く、細かな音の調整ができるのが特徴です。
一万円台のヘッドセットをはじめから試すには勇気がいる。失敗したらどうしようと言ったことも、AmpliGame H9ならゲームに必要な機能と音質を備えているのでおすすめです。
この記事を読んで臨調感のある環境でゲームを楽しみましょう。
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