スマホとBluetooth接続することで、メッセージや着信の通知ができたり、健康管理の手助けができるなど、これまでの時計にはない便利な機能を多く搭載しているスマートウォッチ。
安いものであれば4,000円台から、高いスマートウォッチであれば10万円もする商品があります。便利なことからさまざまなシーンで、どれを選ぶべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。
スマートウォッチの価格で選ぶのも一つですが、価格だけを見てスマートウォッチを選ぶと、欲しい機能がついていない、保証期間が少ない、アフターサービスがないということにもなるので、機能や用途に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、目的や基本的な機能に合わせたスマートウォッチの選び方や私がこれまで集めてきたスマートウォッチについて紹介していきますので購入の参考にしていただけると嬉しいです。
それではいきましょう!
スマートウォッチとは
スマホとBluetooth接続することで、着信・メール・LINEなどが通知してくれる電子機器のことをスマートウォッチといいます。
スマホだと気づかない着信も、スマートウォッチなら振動でお知らせしてくれるので見落とすことがありません。
また、時刻・日付表示機能のほか、アラーム・時報・ストップウォッチ・簡易メモ機能・音声通話・データ通信・音楽再生などをBluetooth接続でのスマホとの連携を持ちあわせていることから多機能腕時計ともいわれています。
スマートウォッチの選び方
スマートウォッチに搭載されている機能にはさまざまなものがあります。スマートウォッチを購入するときには、以下のポイントをチェックしておけば失敗を防げたり、悩まずにすむので参考にしてくださいね。
スマホに合わせて選ぶ
着信・メールにアプリ通知や音楽プレーヤー操作など、スマホとの連携を重視するならスマートフォンと同じOSの製品を使用した方が機能をフル活用できるため便利です。
例えば、Appleの「iPhone」を使っているなら「Apple Watch」を、Android系のスマートフォンを使っているなら、同じメーカーの製品を選ぶ感じです。
OSに対応していないものでも問題ないのですが、多くの機能を活用したい方は、同じOSのものを選ぶのが安心といえます。
iPhoneとの相性がいいApple Watch
iPhoneやMacと連携させるなら Apple Watchがおすすめです。
Apple Watchの「WatchOS」は、Appleが開発したApple Watch用のOS。iPhoneへの着信やメッセージを時計側に通知してくれたり、iPhone内のヘルスケアのアプリとのデータ連携に対応しています。
またApple Watchの便利機能として、Suicaがそのまま使えることやSiriの音声アシスタントが使えるなどIPhoneユーザーにメリットしかないのがApple Watchです。
Androidならwear OS がおすすめ
Androidスマホと連携させるならGoogleが開発したスマートウォッチ用OS「wear OS by Google」に対応したスマートウォッチがおすすめです。
FitbitやHUAWEIなど多くのメーカーがgoogleのOSをスマートウォッチに採用しています。GoogleアシスタントやGoogleマップ、Google Play Music、Google翻訳などを気軽に使えるのが特徴的です。
見た目のデザインで選ぶ
スマートウォッチのデザインは、流行りのスポーツタイプや従来の腕時計と同じくファッションタイプのものがあります。
機能は同じであってもデザインが異なるため、ビジネスならTPOに合わせたもの、スポーツで活用するなら軽量なもの、女性の方ならかわいいカラーやデザインのものを選ぶと違和感なくつかいやすいです。
また、装着が快適にできるか、肌が敏感な人なら肌に接触する部分との相性などを確認しておくことも重要なポイントになります。
ビジネスやプライベートに向いた時計型
ビジネスシーンで活用なら腕時計型のスマートウォッチがおすすめです。
ビジネスシーンで重要なのは、接客時や営業のときに相手に失礼な印象を与えないことです。つまり、TPOに合わせたデザインが重要になります。
中でも、アナログ表示とデジタル表示のハイブリット型は、ビジネスやプライベートなど、さまざまなシーンに合わせやすいメリットがあります。
スポーツ向けのリストバンド型
リストバンド型とは、細身で縦長な形状をしたスマートウォッチです。軽くて細いので動きの邪魔になりずらく、密着性が高いのでスポーツにぴったりといえます。
リストバンド型の他に、スポーツ多機能型やタッチパネル式があり、必要な情報をシンプルに表示してくれることもあり人気があります。
好みの機能で選ぶ
スマートウォッチには、スポーツ中や睡眠中など、毎日の健康状態を管理するヘルスケアを備えたもの、スイミングやアウトドアなど水場での活用に便利な防水機能を備えたものがあります。
価格の安いエントリーモデルでも十分に実用的ですが、血圧の測定や睡眠レベルの管理といった測定数値にばらつきがあるため、より正確な数値を測りたい方は、ハイエンドモデルやフィットネスに特化した価格の高いスマートウォッチを選ぶのがいいでしょう。
ヘルスケア機能
ヘルスケア機能を搭載したスマートウォッチなら、心拍数や血圧などを計測することができます。
スマホと連携することでデータの保存も可能だから健康管理のモチベーションアップに繋げられます。ただし、計測できるデータは、スマートウォッチによって異なるので注意が必要です。
運動量や睡眠の質をチェックしたい方や消費カロリーを算出したい方は、事前に対応しているかチェックしておくとよいでしょう。
健康管理が楽しくなる機能です。
スポーツ機能
スポーツが中心の用途なら、GPS・心拍数計測・防水性に加え駆動時間などを考慮して選ぶことをおすすめします。
GPSは、ランニングなどで正確な位置情報から現在位置がわかるだけでなく走った経路の確認を、1分間に心臓が拍動する心拍を計測する心拍数計測は、ランニング中の負荷をチェックすることで効果的なトレーニングに役立つことや健康状況の確認をすることができます。
また、屋外で使用することが多く、雨の日でもランニングをしたい方や付いた汗を水で洗いしたい方は防水性能が必須です。
目安は、トレーニング用途なら10気圧など日常生活強化防水があれば十分です。これくらいあれば、トレーニング中に突然な雨(ゲリラ)が降ってもあわてる心配がありません。
アウトドアには非常に便利な機能です。
防水機能
アウトドアやスポーツを中心に活動するなら「防水機能」は必須です。また、日常利用でも、手を洗ったり雨に降られて濡れてしまうこともありますが防水機能があれば故障の心配は少なくなります。
防水機能を選ぶなら下記の条件を目安に選ぶと良いでしょう。
・アウトドアやスポーツ中心なら・・・・IPX7の最高水準な防水規格
・雨や手洗いなどの日常利用なら・・・・IPX3以上の一般的防水規格
また、ものによっては最高水準のIPX7では対応できないこともあるので**、**プールなど水中で利用する場合には「50m防水」の水中使用が認められている商品を選びましょう。
水の浸入からの保護に関しては保護等級(IP規格)を指します。等級は1から8まで存在し等級が高ければ高いほど、性能が上がっていくと考えても問題ありません。
防水機能IPX4以上があれば安心です。
スマートウォッチを選ぶ時の注意点
スマートウォッチは、機能の制限はありますがスマホとの連携(メーカーやOS)が違っても使うことができます。
例えば「スマホはiPhoneだけど、その他のスマートウォッチを使いたい」という場合は、iPhone用のアプリに対応し、ダウンロードができるものを選べば問題ありません。
ただし、タイマーやストップウォッチといったシンプルな機能は使うことが、Apple Watchのsuica機能、LINEの操作ができないなどがあるので注意しておく必要があります。
ただし、Apple Watchのsuica機能、LINEの操作ができないなどもあります。
スマートウォッチのおすすめ5選
お待たせしました。ここでは、これまで集めた品質や機能で評判の高いスマートウォッチ、デザインに優れているスマートウォッチを1点ずつ紹介していきます。
自分に最適な一台を見つける参考にしてください。
- AppleWatch3(NIKEモデル)
- Xiaomi Mi スマートバンド 6
- ZAGZOG Z12
- BlitzWolf BW-HL3
- itDEAL 改良型H2
AppleWatch3(NIKEモデル)
AppleWatch3(NIKEモデル)はAppleから発売されているiPhoneとのみ連携できるスマートウォッチです。
- スマホと同様のRetinaディスプレイ
- 高心拍数と低心拍数の通知に対応
- GPSとGPS+Cellularの2モデル(現在はGPSモデルのみ)
- 水深50メートルの耐水性能を持った防水機能
- Bluetooth 4.2に対応
現在はAppleWatch7が最新となりますが、通話やSNS通知に防水機能など基本的機能が使えればいいと思っている私にはベストなスマートウォッチです。
外観はアルミニウム素材を採用。バンドは S/MまたはM/Lサイズに対応し腕のサイズに合わせて使うことができます。
Apple Watch3の側面にはボタンが2つあります。デジタルクラウン(Digital Crown)とサイドボタンです。
デジタルクラウンは、ボタンを押すことで文字盤またはホーム画面を表示させます。
サイドボタンは、Dock の表示/非表示を切り替える際に使用します。ダブルクリックして、Apple Pay を使用するなど便利な機能を有しています。
本体の重さは52グラムスマートウォッチの中では比較的軽量な方ではないでしょか。ちなみに、私のApple Watch3は「ソフトケースとバンド」をつけて64gです。
気に入っている点は、Wi-Fi環境下ならiPhoneからの、通話やメッセージの返信をBluetooth接続でも通知ができることです。作業中に通知の確認・短いメッセージの返信できることは非常に便利な機能といえます。
また、単体で音楽再生ができるも魅力の一つ。例えば、Apple Watchだけで音楽を聴ながらランニングすることができます。その他に、基本アプリの他に好きなアプリを拡張する事ができるのも魅力です。Apple WatchにインストールするればわざわざiPhoneで操作する必要がなく作業効率の向上に繋がります。
iPhoneをお持ちならぜひ、一度は手にしてほしいスマートウォッチです。
Xiaomi Mi スマートバンド 6
スマートウォッチ「Mi スマートバンド 6」は、通販サイトでの評価が高く人気スマートバンドシリーズ。家電などを取り扱う中国の家電メーカーXiaomi(シャオミ)のウェアラブルデバイスです。
- 数値が見やすい1.56インチの大型ディスプレイ
- 血中酸素レベル(SpO2)の測定機能を搭載
- 音楽再生・天気予報・スマホを探すなど便利機能付き
30種のスポーツモードなどができる活動量計で、自身の体の状態をモニタリングしたり、便利機能で様々なことをすることができるなど、トレーニングで利用したい方にとってはうれしい機能が詰まったアイテムです。
バンドはやや着脱のしくさがありますが、他社製のレザーベルトやステンレスベルトなどと取り替えることが可能。ビジネスシーンなど幅広いシーンで着用するのことができるなど多様性があります。
内部は、磁気(充電インターフェース)が下部に、中央に心拍センサーが配置。本体を外すとセンサーLEDが点滅する仕様です。
バッテリー持ちがあまり良くないと言われていますが、実際に使ってみると、設定によって電池持ちが変わってくるこがわかりました。仕様上は通常使用なら7日間持つとなっていますが、7日間フルに使用しても残量は50%以下とかなり持ちます。
ただし、SpO2の計測機能を有効にすると夜中でも定期的にSpO2を測定。24時間稼働するためバッテリーの消耗な早くなり、持ちは6日間程度となりますので注意が必要です。
近年コロナの影響でかなり注目を集めている機能で、血液中の酸素量を測定することができ、肺の機能が低下するなど減自覚症状ではわからない健康状況を把握することも可能です。
医療機器ではないため誤差がありますが、普段の数値を把握する参考程度にちょうどいい機能です。
ZAGZOG Z12
ZAGZOG Z12は、iOSとAndroidの両方に対応したスマートウォッチです。
- 1.4インチHDディスプレイ
- IP68の防水対応
- 最長20日間持つ大容量バッテリー
- 一日装着しても疲れない軽量デザイン。
- アプリ不要でSNSの通が可能
外観はアルミニウム素材で、厚さは mmと薄いデザインにバンドはシリコン素材となっています。左側のボタンは、アプリから操作と電源のON/OFFを兼ねたボタンとなっています。
充電部分は一見すると接点は同じように見えます。
実際に充電してみると接点に向きがあります。裏側は、心拍センサと金属充電接点が配置。充電部分は一見すると接点は同じように見えます。しかし、実際に充電してみると接点に向きがあります。
重さは、本体のみが「28g」、バンドを含んだ重さが「44g」になります。スマートウォッチの中ではかなり軽量の分類にはいるのではないでしょうか。
バンドは、2タイプありますが切れてしまった時の替えがない点や純正はなく汎用品になってしまうのがデメリットです。ですが、iOSとAndroidの両方に対応。アプリをインストールさえすればどの端末とも連携することができるのは大きなメリットです。
機能は、低価格帯ながら通話とSNS通信やケア機能を備えてる。また、バッテリーの持ちが良く一回の充電で4日以上稼働します。最低限の機能だけ使いと考えている人にはうってつけのスマートウォッチです。
BlitzWolf BW-HL3
BlitzWolf BW-HL3は、金属(メタルブレス)デザインのビジネスに向いているスマートウォッチです。
- 1.3インチIPSディスプレイ
- IP68の防水対応
- バッテリー容量180mAh
- 豊富なSNSアプリに対応
- ビジネスに合う金属(メタルブレス)デザイン
外観は金属フレームに、1.3インチフルタッチスクリーンを採用。右側にはボタン(リューズ)があり、このボタンでアプリの設定や操作を行います。
裏面はリアセンサーと充電端子が配備。重さはバンド込み129gとスマートウォッチの中では重量に入るのではないでしょうか。重さの比較で言うと単2電池2個分の重さ、女性が装着して1日を過ごすには少し困難かもしれません。
BW-HL3は、豊富なSNSアプリに対応しているからスマホをカバンに入れていても、メッセージを画面に通知されるので緊急性のメッセージなどを即座に確認することができます。
BW-HL3の良いところは、180mAhの大容量バッテリーだから一回の充電(2時間の充電)で最大で20日間もたせることができます。ついつい充電を忘れがちな方にはメリットと言っていいでしょう。
一方で、Apple Watchのように音楽の再生を行うことができません。ランニング、ウォーキング、サイクリングで活用したい方にとってはデメリットです。
スポーツに不向きなスマートウォッチです。
とはいえ、ディスプレイが大きくみやすい、SNS通知も豊富で価格を見れば非常に便利なスマートウォッチといえます。
itDEAL 改良型H2
itDEAL 改良型H2は、低価格iOSとAndroidの両方に対応した初心者向きのスマートウォッチです。
- IP68の防水対応
- バッテリー容量220 mAh
- フルスクリーンのIPSタッチパネル
- スタイルに合わせた文字盤変更
- 30gの軽量デザイン
外観はプラスチック素材で、厚さが9mmと薄いデザイン。バンドはシリコン素材でボタン型で装着がしやすいデザインとなっているところやM/Lの2タイプが付属しているので手の太さで困ることはありません。
重さは36gとスマートウォッチの中では軽い類に入ります。1日中つけていても疲れることはありません。操作はシンプルで、時計しての機能やヘルスケア機能が充実しているほか、スポーツ機能も多彩と低価帯ながら十分発揮してくれます。
一方で、SNSなどお知らせ通知を多用しているとバッテリーの持ちが2日はもたないところや充電本体が専用のため汎用性がないところがデメリットです。
バッテリーの持ちが悪いのが難点です。
とはいえ、低価格ながら基本的な機能を備え、スマホとの連携も簡単であることから、はじめてスマートウォッチを手にしたい方におすすめと言えます。
スマートウォッチおすすめ5選!まとめ
この記事は、「「2022年版」スマートウォッチおすすめ5選!用途に合わせた選び方も紹介」について書いてきました。
スマホとBluetooth接続することで、メッセージ等の着信を通知ができたり、健康管理の手助けができる多機能なスマートウォッチは、低価格のものでも用途を絞れば高価格のものに勝るものも存在します。
初めて購入する方は特に、どれを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。そんな時は、活用した条件の的を絞って選ぶことをおすすめします。
この記事を読んであなたの最良なスマートウォッチが見つかることを願っています。
コメント