音楽再生やTVなど”イヤホン”を使うのなら、音質はもちろん使い勝手にもこだわりたいものです。そこで今回するのが、個人的に初めて手に取るブランド”UiiSii”の有線イヤホン「CM5s」です。
UiiSiiというメーカーは、おそらく多くの人が聞いたこともないと思いますが、実はAmazonの中華イヤホンブランドとしてはわりと息が長いメーカーで、カナル型のイヤモニと言われるタイプのデザインが特徴的です。
また、耳にフィットするつけ心地と、ダブルダイアフラムを搭載した有線イヤホンは、音質に期待できるハイレゾ対応し、デザインを安っぽさを感じさせない造りとなっています。
音楽番組やライブなどでアーティストが装着しているイメージのあるイヤモニ型は音質がいいはずと期待を寄せながら、今回は”UiiSii”の有線イヤホン「CM5s」を紹介していきます。
UiiSii CM5sの概要とスペックについて
コスパに優れたスターターパックイヤホン
UiiSii CM5sは、中華製イヤホンながら必要な付属品(イヤピース・収納袋)が揃っているコスパに優れたイヤホンセットです。
いわば。イヤホンのスターターパックといったところでしょうか、その上、低価格ながらハイレゾに対応した音質は、低音〜高音まで全体にバランスが整っています。
- イヤホンを保護する収納袋付き
- 様々なタイプに合わすことができるイヤピース付き
- 激しい運動でも落ちないイヤモニ型設計を採用
- 手元で操作ができるマイク付きリモコン
- バッテリの心配がいらない有線イヤホン
- クリアなサウンドを実現するダブルダイアフラムを採用
また、音量調整機能はないものの、手元で音楽再生や通話などができるマイク機能付きリモコンは、ゲーミングイヤホンとして機能を発揮する他に、動画・音楽再生・リモートワークや通勤・通学などでも発揮。音質も価格相応のイヤホンと言えます。
スペックについて
ここでは、UiiSii CM5sのスペックについて紹介していきます。
UiiSii CM5 | |
方式 | インイヤー型 |
ケーブル長 | 1.2m |
充電端子 | 3.5mm接続プラグ |
プラグタイプ | L型 |
接続方式 | 有線 |
振膜 | グラフェン同軸 |
周波数応答 | 20-20000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
感度 | 104±3dB |
ドライバーユニット | 10mm |
再生音質 | ハイレゾ対応 |
カラー | ホワイト/ブルー |
重量 | 38g |
接続端子は、3.5mm接続プラグ仕様、どの再生機器にも対応可能な一般的なイヤホンジャックです。
細かい専門的なスペックが表記されていますが、音質にこだわりがない人であれば気にしなくていいでしょう。
ただ、ハイレゾには対応していますが、ノイズキャンゼリグや防水機能には対応していないので注意してくださいね。
ハイレゾに対応しているのが嬉しいですね!
UiiSii CM5sの同梱品と外観について
ここでは、気になるUiiSii CM5sの同梱品と外観について順に紹介していきます。
同梱品について
UiiSii CM5sのパッケージは、プラスチック加工で中身が見える大きめな箱のデザインとなっています。
気になるUiiSii CM5sの中身を開梱していきます。
- イヤホン本体×1
- Englishユーザーズマニュアル×1
- イヤピース×1
- 収納袋×1
イヤピースは3種類。それぞれ1サイズにつき、「弾丸型」と「茶碗型」の2種類の形と、イヤホンを収納する収納袋が付属。これだけあれば買い足す必要なくイヤホンを使いこなすことができます。
イヤホンをはじめて購入する人やアクセサリーを別々に揃えたくない人にとっては、願ったり叶ったりのイヤホンセットではないてしょうか。また、どんな人の耳の形にも1つはフィットするセットは、この商品の魅力の1つといって言いでしょう。
外観について
UiiSii CM5sは、白を基調としたシンプルなデザインの、イヤモニ型イヤホンとなっています。ケーブルは、一般的によく使われているTPEワイヤーのため、柔らかく弾力性があります。
イヤモニ型のイヤホン本体は、内側は白の外側はラメが入ったブルー色のデザイン。ケーブルには、コントローラーが配備。再生や通話の操作ができます。また、ケーブルをまとめるマジックテープも付属しています。
イヤピースは、シリコン素材でサイズは、L ・M・Sの3種類の各2セットが付属されています。
付属品としてついている収納袋は、黒を基調としたハードで小型のデザイン。内側の下部は、メッシュの収納ポケットがついたデザイン。メッシュの中には、イヤホンジャックや予備のイヤピースを収納することができます。
イヤホン本体の重量は16gと軽量。ワイヤレスイヤホンより軽く、長時間つけていても、耳への負担がないのがメリットです。
UiiSii CM5sレビュー
すお待たせしました。ここからは、UiiSii CM5sを実態に使ってみた感想を紹介していきます。
音質|ノイズを感じないクリアな音質と高解像度のハイレゾ対応
ハイレゾ対応とあってホワイトノイズを感じないクリアな音質。低音から高音までバランスのいい音質を体感できるイヤホンではありますが、ノイズキャンセリング非対応だから外音の取り込みは否めない印象。
長時間外出をしたり、しっかり音を聞きたい場合は、ノイズキャンセリング対応の有線イヤホンの方がよく、音質へのこだわりが強い人なら、有線イヤホンかつハイレゾ対応のイヤホンを選ぶのがおすすめです。
遅延|遅延がほとんど発生しない。
ご存知の方もいるかとおもいますが、有線ケーブルは、ケーブルを介して音データをイヤホンへ伝達していることから、ほぼ遅延を感じることがありません。
ワイヤレスイヤホンは、移動範囲を気にしなくていいのがメリットではありますが、すくなからず遅延があるのがデメリット。
この違いに、用途によっての使い分けや好みが分かれてきますが、画面をタップして得点を競うゲームなどをするのなら、伝送由来の遅延がほとんど発生しない有線イヤホンのほうが有利と言えます。
移動範囲は限られるけどゲームをするなら有線イヤホンです。
装着感|密閉感が強めではあるが長時間つけても疲れない。
イヤホンの形状は、耳の形をしたピースが特徴のイヤモニ型。ケーブルを真下に垂らすのではなく、耳にかけて装着するため装着感は強いですが、痛さや疲れなどを感じません。
イヤモニ型は、音楽番組やライブなどでアーティストが装着しているイメージがありますが、ゲーム用や普段使いの音楽鑑賞用に使う方など、近年は珍しくなりつつあります。
最近では、骨伝導イヤホンなどと同じく普段使い用のイヤホンとしても人気があります。ただ、今回私が紹介するUiiSii CM5sは、イヤピースのサイズが少し小さめなのか、仕様が子供用なのか出荷についていたイヤピースではきつく、耳がいたくて長時間の着用は困難。
付属のイヤピースの中から、Mサイズに変更したところ、痛さが和らいだと同時に、耳から外れにくくもなりました。また、交換したことで密閉感が強まりダイナミックなサウンドをより楽しめることができるようになりました。
その他に、イヤピースの多さにも驚きを隠せません。種類は「S・M・L」の3サイズ、にそれぞれのサイズにつき、「弾丸型」と「茶碗型」の2種類の形が用意されている。
これだけの種類があれば、どんな人でも1つはピッタリなものがあるはずなので、わざわざ買い足す必要がないからありがたいの一言ですね。
通話|ノイズ・途切れなしのクリアな会話が可能。
通販は、マイク付きリモコンを搭載しているからハンズフリー通話が可能です。肝心の通話品質は、機械音や途切れることがなく、安定した接続と曇りを感じさせないクリアな音質で気にせず会話ができます。
バッテリー式の無線型とは違い、バッテリー切れや接続切れが起きないのは有線ケーブルのメリット。重要な要件などの会議や商談など長時間の通話に適しているイヤホンと言えます。
また、ワイヤレスイヤホンをメインに利用しているなら、万が一バッテリーがキレても有線ケーブルなら、必要な時にPCやスマホに繋げるだけだですぐに利用できる。UiiSii CM5sをサブイヤホンとして装備しておくこといった使い方もできます。
再生・通話コントロール|手元で操作できるコントローラー搭載も音量調整は不可!
UiiSii CM5sは、手元で操作できるインコントローラーが搭載。説明書では「Muti-Functionbutton(多機能ボタン)」と表記されているボタンは、中央にボタンがある筒形のデザイン。
音量調整やミュート機能はありませんが、曲再生・停止と曲送りが可能。また、通話のON/OFFの操作が可能です。
下記に説明書では分かりにくい操作方法を紹介していきます。
音楽再生 | |
音楽を再生/一時停止 | ボタンを1回押す |
次の曲へ(曲送り) | ボタンを2回押す |
前の曲へ(曲戻し) | ボタンを3回押す |
通話(ハンズフリー) | |
電話に出る・切る | ボタンを1回押す |
マイク機能付きが多い事。遊ぶゲームによっては仲間とボイスチャット(音声通話)をしながら戦略を練ったり、コミュニケーションもとれます。マイク音質に優れたものが多く、テレワークやオンライン会議にも使えて便利ですよ。
UiiSii CM5sをおすすめな人
- 低価格で音質の高さを求めたい人。
- 長時間動画やゲームを楽しみたい人。
- テレワークでワイヤレスを使用している人。
UiiSii CM5sを使ってみて分かったオススメしたい人を紹介していきます。UiiSii CM5は、ゲーミングイヤホンだけではなく、クリアな音質や耳が疲れない特徴を持っているから長時間つけて作業する、リモートワークにうってつけのイヤホン。
また、このタイプのイヤホンはかなり専門的で、音質や機能を求めていくと、価格が高くなっていくのできりがありません。なので、とりあえず低価格でイヤモニとはどんなイヤホンなのかを試してみたい人にもおすすめです。
UiiSii CM5sレビューまとめ
この記事は、「UiiSii CM5sレビュー|コスパに優れたiPhone対応のハイレゾイヤホン」について書いてきました。
UiiSii CM5についてまとめると!
- ノイズを感じないクリアな音質と高解像度のハイレゾ対応
- 遅延がほとんど発生しない。
- 密閉感が強めではあるが長時間つけても疲れない。
- ノイズ・途切れなしのクリアな会話が可能。
- 手元で操作できるコントローラー搭載も音量調整は不可!
ノイズキャンセリング機能が非対応なものの、高音質のハイレゾに対応。長時間つけていても耳が疲れない仕様だからゲームに限らず様々な用途に適用できます。
イヤモニ型がはじめてな人でも十分に楽しめるイヤホンなので試してみる価値がありますよ。
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