こんにちは、最近はワイヤレスイヤホンにハマっているmatuです。
最近のAmazonや楽天などの通販サイトは、格安の完全ワイヤレスイヤホンの激戦地。有名ブランドから無名ブランドまで多数あり、正直、何を購入したら良いのか分からない人が多いのではないでしょうか。
そんな人の為に、今回は中国のオーディオブランド「Coumi」より、11月9日に発売した完全ワイヤレスイヤホン「Ear Mate Pro ANC-834C」をご紹介します。
Ear Mate Pro ANC-834Cは耳穴をしっかり塞いでくれる遮音性の高いカナル型の特徴と、自分の世界に入り込めるノイズキャンセリング機能の効果があります。聴きながらでも外部の音を取り込め、お値段の割にとてもバランスがとれたイヤホンです。
そんなEar Mate Pro ANC-834Cを、今回は使用感などを詳しく紹介していきます。ぜひ、最後まで読んでくださいね!
Ear Mate Pro ANC-834Cの概要とスペック
特徴について
Ear Mate Pro ANC-834Cの特徴について紹介していきます。
- ハイブリッドノイズキャンセリング
- 外部音取り込みモード搭載
- 12.5mmドライバーユニット搭載
- Bluetooth 5.1に対応
- 本体のみで最大5時間、ケース込みで30時間の長時間再生対応
- IPX7防水規格対応
- 最大18ヶ月の保証付き
Ear Mate Pro ANC-834Cはハイブリッドノイズキャンセリングと言われる最新技術に外音取り込み・防水機能など、3000円台とは思えないくらい基本性能をとことん突き詰めた完全ワイヤレスイヤホンとい言えます。
カラーバリエーションはパールホワイトの一色のみです。
クーポン利用で20%OFFになる。
通販サイトAmazon限定ではありますが、Ear Mate Pro ANC-834Cのサイト内でクーポンコードを利用すれば、本体価格2999円(税込)が20%OFF で2399円(税込)で購入することができます。
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購入するなら、クーポンを配布してる期間がおすすめです。
Ear Mate Pro ANC-834Cのスペック
Ear Mate Pro ANC-834Cのスペックについて紹介していきます。
Ear Mate Pro ANC-834C | |
充電端子 | Type-C |
対応コーデック | SBC,AAC |
イヤホンタイプ | カナル型 |
イヤホン再生 | 両耳・片耳 |
イヤホン再生時間 | イヤホン本体:最大5時間 ケース込み:最大30時間 |
充電時間 | 1.7時間 |
ノイズキャンセリング機能 | 搭載 |
外音取り込み機能 | 搭載 |
再生モード | 通常・ノイズキャンセリング・外音取り込み |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.1 |
Bluetooth有効範囲 | 10m |
防水性能 | IPX7 |
カラー | パールホワイト |
重量 | 68g |
製品サイズ | 5.6×6.6×2.6cm |
物理的にノイズを遮断するパッシブノイズアイソレーション技術の「フィードバック + フィードフォワード」を採用した「ハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載。最大30dBの騒音を低減することが可能。
電車内など周囲が騒がしい場合でも、お気に入りの音楽がストレスなく快適に楽しめることができます。
Ear Mate Pro ANC-834Cの同梱品と外観
同梱品について
Ear Mate Pro ANC-834Cのパッケージは、全体が白一色で覆われたシンプルデザインで縦長となっています。
パッケージを開けると内側も白の仕様となっていました。さらに付属の箱までも色と全てが白で統一。ホワイトデザインが好きな人なら喜ぶことでしょう。
ちなみに、パッケージの裏側や側面にはイヤホンの仕様が英語で記載されています。
Ear Mate Pro ANC-834Cの同梱品は下記の通り。
- ワイヤレスイヤホン本体
- 充電ケースUSB Type-C充電ケーブル
- イヤーピース(S/M/L )
- 取扱説明書(日本語あり)
- クイックスタートガイド
イヤピースは出荷時にイヤホン本体に装着済みです。充電ケーブルは付属していますが充電するためのアダプタは付属していません。なので、手持ちのアダプタがあればそれを流用することになります。もし、お持ちでないなら下記のような充電アダプタを入手しましょう!
外観について
気になるCoumi「 Ear Mate Pro ANC-834C」の充電ケースの外観から紹介していきます。
充電ケースは石鹸のような型をした正方形なデザイン。外装はパールホワイトを採用。正面にはインジケーターがあって充電を知らせてくれます。
充電ケースの左側に充電端子が配置。USBは最近のワイヤレスイヤホンでは標準のType-Cの仕様となっています。
充電ケースの裏側は規格と仕様の表示の案内が印字されています。
充電ケースのフタを開けるとイヤホンが収納されています。充電ケースの中央にはリセットボタンがあります。
イヤホンの本体はカナル型、カラーは充電ケースと同じパールホワイト仕様。
イヤホンの先に耳栓に似た形状の「イヤーピース」が付いた密閉型イヤホンとなっています。イヤホンの大きさは4.4cm。ひっかけ部分は薄くつかみやすいデザインとなっています。
重さは、総重量が68g、イヤホン単体の重さが11gとなっています。
Ear Mate Pro ANC-834Cの設定と操作方法
一度設定すれば後は自動接続してくれる、「Ear Mate Pro ANC-834C」のペアリング・操作方法を簡単に紹介していきます。
Ear Mate Pro ANC-834Cのペアリング方法「iPhone編」
ぺアリングを一度してしまえば後は簡単でイヤホンを本体から出すだけで再生機器と繋がります。
イヤホンの操作方法
Ear Mate Pro ANC-834Cを利用して分かったことは本体での音量調整ができないこと。このあたりは好みが分かれますが、イヤホンでの操作ができない分操作が簡単で誤操作が少なくなるのでワイヤレスイヤホン初心者の人や再生機側で微調整をした人には向いています。
下記に簡単ではありますが操作方法を記載しておきます。
通常・ノイキャン・外音・取り込みモードの切り替え L/Rを1秒長押し
次の曲 Rを2回タップ
応答・終了 Rを2回タップ
拒否 L/Rを2秒長押し
再生・一時停止 L/Rどちらか1回タップ
音声アシスト L/Rを3回タップ
Ear Mate Pro ANC-834Cレビュー
お待たせしました。Ear Mate Pro ANC-834Cを利用した感想を紹介していきます。
装着感|耳にフィットするカナル型
Ear Mate Pro ANC-834Cはカナル型イヤホン。カナル型特有の装着すると耳にフィットするのは間違いなく、閉塞感を感じることができます。
また、付属のイヤピースのサイズを普段より一つ小さくするとより耳との隙間がなくなり閉塞感が増して音がよく聞こえるようになります。小さくすることで耳が痛くなりますが、音質を求めてみたい人は試してみてください。
閉塞感が苦手な人には向いていないですが、フィット感がいいって人やしっかり耳に収まるイヤホンがいい人に向いているイヤホンと言えます。
装着感
イヤピース|付属イヤピースであらゆる耳に対応。
Ear Mate Pro ANC-834Cに付属しているイヤーピースは、「S,M,L」の3ペア。あらゆる耳のサイズに対応。
耳に合ったイヤピースを選べばフィット感が増して低音がよく響くようになるほか、イヤホン本体の違和感もなくなり落下することもなくなります。
私は3つを試した結果、Sサイズを選択Mサイズでは装着感が強くSサイズにしたところ耳にフィットしました。
私は付属品の中から選ぶことができましたが、中にはSとMの間くらいのサイズが丁度という方もいらっしゃるかと思います。そんな方は 他社製のイヤーピースをおすすめします。そうすることで純正品では合わなかった絶妙なサイズも選ぶことができるのでより貴方にあったイヤピースを装着することができます。
付属のイヤピースは長時間つけていても痛くならいですね!
音質|低音と重低音は抜群!
12.5mmドライバーユニットの搭載もあってか音の響く空間表現がリアルに再現されています。
しかし、低価格イヤホンならではの高音域は、ジャンル(オペラやPOP)によって伸びを感じません。特にボーカル(特に女性の声)については分離されますので、高音域を楽しみたい人には残念はポイントと言えます。
一方、低音域は伸びがあって臨調感を体感できるほか、ミュジカルやライブ感のある曲は重低音を感じることができます。
私の中では、重低音のある曲の「ズン」と頭の中で響く感じが好きで気に入っています。
また、動画やゲームの音声については接続環境によるノイズはあれど、音声はクリアではっきりと聞こえる。仕事や学校の休憩時間に聴いていても問題ないレベルと言えます。
低音 | |
高音 | |
ジャンル | ロック クラブミュージック ミュジカル |
音の遅延|iPhoneならまったく気にならないほどの遅延
コーデックはSBCとAACを採用。Android向けの「aptX」は非対応となっています。
iPhone試聴時は、全くないわけではないですが、少なからず感じます。しかし、気になるレベルの遅延ではないのでそこまで気にする必要はないでしょう。
ただ、再生機器から離れてしまえば、建物や物質が障害となることがありますので、遅延が発生することがあります。
もし、遅延が直らない時は初期化して再ペアリングをしてみてください。単純な作業ではありますが、場合よっては遅延や音飛びが改善することもあります。
ノイズキャンセリングモード
Ear Mate Pro ANC-834Cは、フィードフォワードとフィードバックを組み合わせたハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング搭載。最大30dBまでの遮音性能 を発揮することが可能です。
実際に使用するには、イヤホン本体を通常モードからノイズキャンセリングモードに切りかる。すると、それまで聞こえいた換気扇の音やエアコンの音が軽減。室内でどんなにうるさい環境でも、まるで自分だけの世界に入り込んだかのように音楽を聴いていられます。
室内での効果は抜群に発揮してくれますが、キーボードの打鍵音は微かに聞こえます。また、外での効果は微妙で100%の効果を感じることはありません。音楽を聴いていても車の音、電車の音などが微かに聞こえます。
このあたりは、価格相応と言ったところでしょう。しかし、安全面を考慮すれば微かに聞こえた方が安心して利用できたりしますので割り切って使ってみるのもありですよ。
アンビエントモード(外部取り込みモード)
ノイキャンからアンビエントモード(外部取り込みモード)に切り替えると今まで聞こえてこなかった機械音が微かに聞こえるようになります。
私はこのモードを散歩やランニング時に利用しています。なぜなら、ノイキャンモードは全く音が聞こえないと、車の音や信号の音が分からず事故につながる恐れがあります。
外でも安全に楽しくワイヤレスイヤホンを利用するなら外音を取り込めるアンビエントモード(外部取り込みモード)を利用するようにしましょう。
そうすれば、駅のアナウンスやカフェ、コンビニ、オフィスで他人の対応のために、音楽を止めなくても相手の話をしっかりと聞き取れることができます。
音はノイキャンの効果のまま、そこに外部音が入り込むようになるモード
Ear Mate Pro ANC-834CとANC-860を比較
ここでは私が気に入っている「Coumi ANC 860」と「Ear Mate Pro ANC-834」の2つを独自の目線で比較して紹介していきます。
Ear Mate Pro ANC-834C | ANC-860 |
|
充電端子 | Type-C | Type-C |
対応コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC |
イヤホンタイプ | カナル型 | インナーイヤー型 |
イヤホン再生 | 両耳・片耳 | 両耳・片耳 |
イヤホン再生時間 | イヤホン本体:最大5時間 ケース込み:最大30時間 |
イヤホン本体:最大7.5時間 ケース込み:最大30時間 |
充電時間 | 1.7時間 | 1.5時間 |
ノイズキャンセリング機能 | 搭載 | 搭載 |
外音取り込み機能 | 搭載 | 搭載 |
再生モード | 通常・ノイズキャンセリング・外音取り込み | 通常・ノイズキャンセリング |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.1 | Bluetooth5.1 |
Bluetooth有効範囲 | 10m | 10m |
防水性能 | IPX7 | IPX7 |
カラー | パールホワイト | ブラック |
重量 | 68g | 70g |
製品サイズ | 5.6×6.6×2.6cm |
スペック上ではイヤホンタイプと再生時間に違いはあれどそのほかはほとんど違いを見受けられません。
しかし、実際にイヤホンを比べてみると、「Coumi ANC 860」はインナーイヤー型、「Ear Mate Pro ANC-834」はカナル型。イヤピースの種類も全く違うことがわかります。
装置感は、Ear Mate Pro ANC-834C が若干緩くANC-860の方が密着感が強く感じられます。どちらも痛みを感じる事はありませんが長く利用するなら、イヤピースとの密着感がANC-860よりもよく耳から外してもイヤピースが外れることがないのEar Mate Pro ANC-834Cがベスト。
音質はどちらも低音部がよいのですがEar Mate Pro ANC-834Cの方がジャンルによってはこもって聴こえる印象です。
持ち運びやすさはEar Mate Pro ANC-834Cが正方形の作りに追加アクセサリーなどがないため鞄やポケットに入るから持ち運びが楽です。
全体的に甲乙つけ難いですが、音質ならANCー860をデザインと機能面を求めるならEar Mate Pro ANC-834Cと言ったところでしょうか。
個人的には、運動時に耳がフィットするEar Mate Pro ANC-834Cを押します。自分の世界に集中した時にANCー860と切り分けて使いたいです。
今回比較したイヤホン「Coumi ANC 860」は下記の記事で詳しくレビューしています。気になる方はこちらの記事もお読みくさい。
Ear Mate Pro ANC-834Cをおすすめしたい人
Ear Mate Pro ANC-834Cをおすすめしたい人を紹介
- 完全ワイヤレスイヤホンを初めて購入する人
- 低音域が強め、または重低音を感じたい人
- 低価格でもそこそこのノイキャン機能を求めたい人
- 運動時やプール時などサブ機として利用したい人
一番におすすめしたい人は完全ワイヤレスイヤホンを初めて購入を考えている人。価格もそれほど高くもなく操作が簡単でノイキャン機能がついている。全くの初心者か少し慣れてきている人に向いているイヤホンと言えます。
また、ハイエンドイヤホンを一台持っているけど運動時や水場で使うのは不安な人にもおすすめしたい。なぜなら性能は劣るけれども防水、ノイキャン、外音取込みの機能がついているから、もしも壊れたり、紛失しても低価格の為、再購入や他のイヤホンを購入できるなどダメージが少なくて済むからです。
Ear Mate Pro ANC-834C まとめ
この記事は【Coumi Ear Mate Pro ANC-834Cレビュー】3000円台で外音取り込みとノイキャン対応の完全ワイヤレス(TWS)について紹介してきました。
記事の内容を簡単にまとめると
- ハイブリッドノイズキャンセリング
- 外部音取り込みモード搭載
- 12.5mmドライバーユニット搭載
- Bluetooth 5.1に対応
- 本体のみで最大27時間、ケース込みで30時間の長時間再生対応
- IPX7防水規格対応
- 最大18ヶ月の保証付き
Coumi Ear Mate Pro ANC-834Cのメリットを簡単にまとめると
- 低音が強く重低音を感じることができる。
- 外音取り込み機能があるため外で着用しても安全である。
- ロングバッテリーだからこまめに充電する必要がない。
- イヤピースが3種類付属しているから好みに合わせた調整ができる。
Coumi Ear Mate Pro ANC-834Cのデメリットも簡単にまとめると
- 低音はよいがボーカル(特に女性の声)は分離されてた感じになる。
- イヤピースのサイズが合わないと落下しやすい。
- インナーイヤー型だから音漏れがしやすい。
- イヤホン側での音量調整ができない。
低価格ながら完全ワイヤレスでノイズキャンセリング、外音取り込み、防水機能に対応。イヤホン操作や設定が簡単であるからコアなイヤホン利用向けと言うよりイヤホン初心者におすすめしたいイヤホンです。