CIO-PDQC20Wレビュー|2台同時充電可能な最小級サイズの20W急速充電器

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こんにちは!ガジェットの中でも安いモノを中心にレビューしているmatuです。

iPhoneやAndroidを充電するために欠かせないのがUSB充電器。純正の充電器でスマホを充電していると、充電スピードがおそかったり、充電器が大きくて他の充電器と干渉すると言った経験をしたことはないでしょうか。

もしも、いま使っているものより小さい充電器。速くて干渉しない充電器があるとしたら使ってみたいと思いませんか?

今回紹介したいのが、スリムで軽量タイプの充電器”CIO社”の20W急速充電器「PDQC20W」です。

USBの充電口を2ポート搭載し、CIO独自の新たな給電規格を採用した充電器。純正品より充電速度が速く2台充電が可能で、2台充電時は15W~20Wで充電となりますが、全寸 4cmと非常にコンパクトで持ち運びやすく旅行や出張などに便利な充電器です。

iPhone付属の5W充電器とほぼ同じサイズなのに充電速度は2倍以上!

そんな、CIOの20W急速充電器「PDQC20W」を今回、半年以上使ってわかった使用感やメリット・デメリットについて紹介していきます。

スマホ充電器の買い替えを検討している方の参考になれば嬉しいです。

目次

CIOーPDQC20Wの概要と同梱品

2ポート搭載のPD USB 充電器でできること

CIO-PDQC20Wは、USB-Cポート(PD)とUSB-Aの2ポート(QC)を搭載した20W対応の急速充電器です。iPhoneやAndroidなどの携帯充電器、iPadなどのタブレット充電器としても活躍してくれるほかNintendo Switchなどのゲーム機への充電が可能です。

<充電が可能なデバイス一覧>
iPhone /iPod/Android/Nintendo Switchなどの
✳︎急速充電はiPhone8以降の最新iPhone に対応
✳︎Androidは急速充電対応にデバイスが対象です。

単独充電は20W出力。同時充電は15W充電となり、2台同時充電時には急速充電が非対応となりますが純正充電器より早く充電できるのはこの充電の特徴です。

また、折りたみ式のプラグを採用し、落としても衝撃で曲がったり、破損することがないので安全面での安心感があります。かばんやポーチに入れて持ち運べるコンパクトさが売りの充電器でもあります。

matu

PDとはパワーデリバリーといい通常の充電器より早く充電することができる規格のことを示します。

CIOーPDQC20Wの概要
おすすめ度

PDQC20Wの特徴

  • 20W急速充電規格に対応(PD規格)
  • 持ち運びに便利な折りたたみ式プラグ採用
  • ポケットに入る全寸 4cmのコンパクトサイズ
PDQC20Wの評価
デザイン
3.5
サイズ
3.5
携帯性
4
便利性
3
耐久性
3.5

✴︎「評価基準」は、最高評価に「5」を付与、最低評価に「1」を付与。あくまで、個人的に採点していますので参考程度に留めてください。

同梱品

パッケージは非常に小さく、充電器のイラストが描かれたデザイン。

次に、気になるパッケージの中身を見ていきましょう。

CIO-PDQC20Wの同梱品
  • CIO-PDQC20W本体
  • 取扱書
matu

中身はシンプルでしたが、充電するためのケーブルは付属されていません。

CIO-PDQC20Wレビュー 

全寸 4cmとコンパクトな充電器

PDQC20Wは、全寸 4cmと非常にコンパクトなデザインに、2ポート(PD &QC)搭載の急速充電に対応。

プラグは折りたみ式で、落としても衝撃で曲がったり、破損することのない安心な作り。持ち運びを考慮したと言ってもいい安心感があります。

実際に充電してみても、純正の5W充電器よりも早くで充電がされ、且つ、アダプタが熱くならないなど、その差を強く感じることができました。

また、一つのコンセントで2ポートが確保できるが最大の特徴で、2,000円以下で急速充電ができる充電器はコスパの高い充電器といえます。

屋内に限らず、手に収まる軽量なデザインなので、かばんやポーチに入れて外出先で活躍してくれること間違いないでしょう。

1台充電時は20Wでの急速充電

PDQC20Wは、最大20W出力での急速充電が可能な充電。PD充電可能なiPhone8以降のデバイスであれば、今までのアダプタよりも3倍も早く充電することが可能です。

iPhoneシリーズであれば30分で0%から50%まで急速充電を行うことができるので、急いでいる時に活躍してくれます。

ただし、急速充電を行うにはPD(パワーデリバリー)充電に対応したケーブル「USBーC to Lightningケーブル」が必要となり、iPhone付属のケーブルでは急速充電が出来ないので注意が必要です。

CIO-PDQC20Wを使って色々充電してみる

ここでは、CIO-PDQC20Wを使って、スマホやiPadを実際に単体で使ってみた充電状況をチェックしていきたいと思います。

iPhone12miniを充電してみる

初めに、iPhone12mini を使って充電していきます。Appleの公式サイトでは、iPhone8以降のモデルで急速充電するには「Apple 18W USB-C 電源アダプタ」が必要と明記されています。

さて、USBーAとUSBーCのそれぞれ充電しての出力はどんな結果となるのでしょうか。

測定に使うものは下記の通りとなります。

  • iPhone12mini
  • CIO USBーC to Lightningケーブル
  • CIO-PDQC20W本体

USBーAポートでiPhone12miniを充電してみた結果は、Apple純正「5W USB 電源アダプタ」と同じ容量規格内(5V/1A)での充電されることがわかりました。

iPhone12miniを充電
5.1W出力

充電初めのバッテリー残量は「49%」から充電を開始。そこから30分後は「78%」と約30%近くまで充電。最終的に「100%」になるまで、2時間ほどの時間を要す結果となりました。

iPhone12miniを急速充電
9.5W出力

一方、USBーCポートでの充電してみた結果は、バッテリー残量が「49%」から開始。そこから30分後には「85%」と約40%近くまで充電。最終的に「100%」になるまでの時間は、1時間ほどかかりますがUSBーAポートと比べると2倍近く早く充電されていることがわかりました。

ちなみに、iPhone 11 以前のモデルに付属されているApple社の純正アダプタ(5V)を使っての充電結果は下記の通りとなっています。

純正アダプにてiPhoneを充電
4.9W出力

バッテリー残量は「42%」から充電。そこから30分後は「77%」まで充電され、約30%近くまで充電。「100%」の満充電になるまで、大体2時間ほどで充電が完了します。

補足になりますが、iPhone 11 以降のモデルは 5W 電源アダプタが付属されていません。古くからiPhone をお持ちの方は準備する必要がありませんが、そうでない方は準備する必要があります。ない方は、購入の際の候補として十分な充電器と言えますので検討してみてくださいね。

matu

iPhoneとセット購入におすすめな1台です。

こちら紹介している「CIO USBーC to Lightningケーブル」は、過去の記事にて紹介しています。どんなケーブルなのか気になる方はこちらも一緒にお読みください。

iPad (第9世代)を充電してみる

次に計測するのはiPad (第9世代)。iPadには付属品として高速充電対応の20W電源アダプタが付属されていますが、果たしてUSBーAの充電、USBーCののそれぞれ充電しての結果はどうなるのか測定していきしょう。

測定に使うものは下記の通りです。

  • iPad (第9世代)
  • CIO USBーC to Lightningケーブル
  • CIO-PDQC20W本体

USBーAの充電結果は、iPad純正20W 電源アダプタと同じ「5V/3A」の規格と同じ出力内の充電がされていることを確認。出力不足という結果にならなかったことに一安心しました。

iPad (第9世代)を充電
11.9W出力

充電初めのバッテリー残量は「56%」でそこから30分後の充電は「78%」と約20%近くまで充電。最終的に「100%」になるまで、2時間ほどの時間を要す結果となりました。

また、それまでの間、iPad本体は熱くなることなく充電されていたので熱暴走での充電がされないことも同時にわかる結果となりました。(アダプタは若干暑かったです。)

一方、USBーCの充電結果はというと、充電初めのバッテリー残量は「49%」でそこから30分後の充電は「86%」まで充電。

30分間で「40%」近くまでの充電がされ、最終的に「100%」になるまでは約40分ほどとUSBーAの時よりも早く充電できることが判明しました。

iPad(2020年モデル)を急速充電
17W出力

2ポートでの充電をしてみて、双方ともiPad本体への過充電でがなく安定した充電を行なっていることが確認でき、USBーCポートに関しては、純正品のアダプタより早く充電できることも判明したので急いでいる時には有効と言えます。

matu

急いでいる時にはUSBーCポート(PD)が大活躍してくれます。

ゲーム機を充電してみる

Nintendo Switchを充電するには、付属品であるACアダプターやドックを使うのが一番安心な方法です。しかし、ドックに差し込んでの想定充電時間は3時間ほどかかります。

とはいえ、Nintendo Switchを使ってどれぐらいの違いがあるのか気になるなので、検証していきたいと思います。

測定に使うものは下記の通りです。

  • Nintendo Switch
  • USBーA to Lightningケーブル(300均のモノ)
  • CIO-PDQC20W本体

純正品の充電器と出力値( 5.0V/1,5A)で充電を実施。充電前のバッテリー残量は「56%」だったのが、たった30分後には「 78%」まで充電され、100%までの時間は「 90分」と純正の電源アダプタの想定時間よりも早くで充電できることが分かりました。

Nintendo Switchを充電
7.2W出力

また、充電中のSwitch本体は熱を持つこともなく、安定した充電をしてくれました。故障や修理時のサブとして十分活躍してくれるアイテムになる存在になる事が分かりました。

と言うのも、公式サイトで紹介されている方法ではないので推奨はできません。あくまで自己責任となりますので故障のリスクがある事を理解しておいてくださいね。

ちなみに、Switch本体は急速充電規格に対応していないため「USBーC」ポートで充電をおこなっても早く充電することができないので覚えておいてください。

matu

正規とは違う環境ということで相性問題などがあるので自己責任ので注意が必要です。

2台充電時は15Wでの通常充電

iPhoneとiPadの組み合わせで合計約15Wで充電できました。iPhone12miniなら30分でおよそ40%まで充電が可能。フル充電まで2時間もかかりません。

iPhoneを2台充電
2台充電時のポート隙間

2ポート充電は、家族や友人とシェアできるのでコンセントを占領してしまうなど問題を避けることができ一気に充電することができるので便利。

また、複数のデバイスをお持ちで2台同時に充電することが多い方は一つのコンセントで2つ使うことができるので、「CIO-PDQC20W」は経済的で便利な充電器と言えます。

こちらで紹介しているiPhone12miniは下記の記事にて紹介しています。iPhone12miniについて詳しく知りたい方はこちらもお読みください。

CIO-PDQC20Wのメリット・デメリット

CIO-PDQC20Wの最大のメリットは、最大20W出力のUSB PD ・QC3.0に対応しているところ。また、プラグを折り畳めるコンパクトなデザインは、かさばらず仕事先やプライベート時に気軽に持ち歩くことができます。

それでいて急速充電ができるので急なバッテリー不足になっても出先でコンセントがあれば充電することができ、携帯用としても活躍してくれます。

一方、同時充電は15W充電になる ことやMacBook(出力が30W)などノートPCの充電をすることができないことがデメリット。USB端子の間隔が狭いのもネックで、端子の形状によっては干渉する可能性があります。

とはいえ、携帯用として非常にミニマルな充電器なのでiPhoneなどスマホ用としてなら十分活躍してくれるおすすめな充電器と言えます。

メリット
デメリット
  • Appleデバイスやゲーム機に対応
  • 小型で持ち運びに最適なサイズ
  • USB PD ・QC3.0に対応
  • 同時充電は15W充電になる
  • 端子と端子の間が狭い
  • PD/QC対応のケーブルが必要

CIO-PDQC20Wの外観

外観は、黒を基調とした正方形で角を落としたデザイン。質感はツルツルとしたプラスチック感があります。

ツルツルしたプラスチック感

正面は、CIOのロゴが中央に銀色で印字されています。一見、「OO(オーオー)」と呼んでしまいそうですが、Cの隙間にIが入った隠しデザインで、おしゃれなロゴとなっています。

底面は仕様&規格

下面は、充電器の仕様と規格が印字されています。

プラグOPEN状況
プラグCLOSE状況

右側面は、折り畳み式のプラグが配置。持ち運びや必要のない時などはコンパクトに収納することが可能です。

上(TYPEーC)・下(TYPEーA)

左側面は、USBポートを2つを配置。上がTYPE-Cポート、下がUSB-Aとなっています。

PDQC20W本体
iPhone純正アダプタ

本体の重さは49gと、ポケットに入れても困らない軽さ。iPhone純正の充電器は25gなので2個分の重さ(約2倍)になります。

CIO-PDQC20Wのスペック

保証は、ご購入日から、弊社の充電器は通常の12ヶ月保証に加え、商品レビュー(楽点市場のみ)を頂くと6ヶ月の保証延長が可能に、延長保証が得られなくとも安心して利用できるサービスとなっています。

CIO-PDQC20Wのスペック
メーカーCIO
接続方式USB
定格入力AC100V−240V、50/60Hz 0.6A
Type−C出力(PD)5V-3A,9V-2A,9V-2.22A,12-1.67A 最大20W
Type−A出力(QC)5V-3A,9V-2A,12V-1.5A 最大15W
同時出力最大15W
サイズ40×43×28mm
重さ49g

また、スペックの他に気になる対応機種は下記の通りです。

Apple(アップル)iPhone(アイフォン)シリーズ
iPad(アイパッド)シリーズ
Galaxy(ギャラクシー)シリーズ
Xperia(エクスペリア)シリーズ
HUAWEI(ファーウェイ)シリーズ
Zenfone(ゼンフォン)シリーズ

CIO-PDQC20Wをおすすめな人

一番はなんと言っても、スマホ(急速充電対応)単体で通常の充電よりも早く充電をしたい人です。最大出力が20Wの仕様の「CIO-PDQC20W」ならば、充電残が50%から100%になるのに1時間弱で充電ができるので急いでいる時に活躍してくれる優れた充電器。

CIO-PDQC20Wをおすすめな人
  • スマホとタブレットを同時充電したい人
  • スマホを急速充電したい人
  • 外出先でも急速充電したい人

0%からなら30分もかからずに30%まで充電できてしまうので、充電忘れや頻繁にスマホを使う人にとっては外出先でも活躍してくれるので携帯アイテムとしておすすめです。

また、2ポートを搭載だからスマホとタブレットを普段から併用している人にもおすすめ。コンセント口に悩みや複数台を一気に充電できるようなるなどメリットが多数あります。

matu

コンパクトで複数台充電したい人におすすめです。

CIO-PDQC20W レビューまとめ

本記事は、「CIO-PDQC20Wレビュー|2台同時充電可能な最小級サイズの20W急速充電器」について書いてきました。

CIO-PDQC20Wは、全寸 4cmと非常にコンパクトな充電器。プラグを折りたたみできるので持ち運びにも便利です。

CIO-PDQC20Wの特徴
  • 20W急速充電規格に対応(PD規格)
  • 折りたたみ式プラグ
  • 全寸 4cmのコンパクトサイズ

2ポートを搭載しているのでいっぺんにデバイスを充電できる優れたアイテム。コンセントの空き状況で悩むことがなくなりコンセント周りがスッキリするので、スマホやタブレットを「2台同時充電」したい、一台だけで「急速充電」したいと考えている方に”CIO社”の20W急速充電器「PDQC20W」がおすすめです。

iPhone12シリーズ以降は純正の充電器が付属しなくなりました。今後、iPhone12シリーズ以降の購入を検討しているのなら、iPhoneと揃えて購入することも検討してみてくださいね。

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