AmazonのAlexa(アレクサ)を搭載したスマートスピーカー「Echo Pop」から新しいモデルが発売されました。
その名は「Amazon Echo Pop」!
おしゃれでスタイリッシュな半球型の造りは、デスクだけではなく、寝室やキッチンにも置けるインテリア性の高いデザインが特徴的です。
可愛さとカラーによっては”かっこよさ”のあるカラーラインナップを展開に音源に近いロスレス音源を実現できる音質となっている。

部屋全体に曇った感じのない迫力あるサウンドを届けてくれます。
そんな、「Amazon Echo Pop」を前機モデルから利用してる筆者が比較を交えて、使ってわかったことを忖度なしで紹介していきます。
この記事を読んでスマートスピーカーを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。


- 省スペースでも設置ができる
- ロスレスHD音源の再生に対応
- スマート家電とMatter規格に対応
- インテリアに馴染むオシャレなデザイン
- 低電力モードで電力を節約できる
- 温度センサーとモーション検知に未対応
- 空間オーディオに対応していない
- 汎用性のない電源コンセント
- 外部機器と有線接続ができない
Amazon Echo Popについて


Echo Popは、半球型の前面放射型スピーカーを採用したのデザインが得意的なスマートスピーカーです。
ドライバユニットに49.5mm径とAZ2プロセッサを搭載。同社のEchoシリーズに搭載の”Ultra HD音源”や”空間オーディオ音源”には非対応な代わりに”音質ロスレスHD音源”に対応しています。
全体的にバランス感のあるクリアで心地いよいサウンドを届けてくれる音質に、従来のEchoシリーズと同様、スマートホーム製品やスマートプラグ、スマートリモコンと接続することで、音声での家電を操作することができます。


コンパクトな形状を生かしながらも、ベッドサイドテーブルやラックなど限られたスペースの設置ができる。インテリア性の高さを兼ね備えたスマートスピーカーです。
また、同シリーズや同機種と接続すればサウンドスピーカーとなるなど、使い方が多数ある便利なスマートホームデバイスとなっています。
- インテリアに合うオシャレなデザイン
- 天気やニュース、アラームを知らせてくれる
- Amazon Echo独自の「スキル」機能が豊富で便利
- IoT家電(スマートリモコンなど)を操作することができる
Amazon Echo Popでできること


Echo Popは、会話、調べる、再生するなど20以上の機能を利用することができます。
またAlexaスキルを使うことで、より機能の幅が広がり合計40以上の機能を利用することができるようになります。
- Alexaとの会話
- 音楽の再生
- kindle本を読む
- 家電の操作
- ラジオやポッドキャストを流す
- ゲーム(モニター付きEcho)
- 動画の再生(モニター付きEcho)
- 写真の再生(フォトフレーム)
- ニュースの再生
- 天気予報の再生
- 交通や電車の運行状況の確認
- 買いものをする
- タスクやスケジュール管理・自動化
- アラームやタイマーを簡単に設定できる
- プッシュ通知
- 翻訳機能
- 計算・単位換算
- 辞書代わりになる
- スマホを探す
- IFTTTでのSNSへの自動送信
Alexaの代表的な機能、音楽再生はAmazon music(無料版利用可)、Spotify(スポティファイ)、Apple Musicなど音楽配信サービスを音声またはアプリからの操作が可能です。
例えば、「アレクサ、音楽をかけて」と話しかければ曲名やアーティスト名はもちろん、聞きたいジャンルや雰囲気を伝えることで、リクエスト応じた曲を再生してくれます。
その以外に、登録地域の天気や最新ニュース、kindle本の再生(サービス利用または購入した本に限る)などにも対応。Alexa機能を使って朝の忙しい時間帯に活用するれば 、TVやスマホを見なくとも音声で知ることができるので便利です。



ネット環境が必須ですが、これがあるだけで生活がより快適になること間違いないです。
Amazon Echo Popレビュー
ここからは「 Echo Pop」を実際に使ってわかった感想について紹介していきます。
インテリアに馴染むデザイン


球形99cmの半球形デザインをした「Echo Pop」は、高さ10cm 弱と非常にコンパクトなスマートスピーカー。
ベッドサイドやラック上など壁際の設置にベストなサイズ感です。
カラーバリエーションは、ラベンダー、ティールグリーン、チャコール、グレーシャホワイトの4種類のおしゃれなカラーデザインが魅力的です。



実際に設置してみるとこんな感じになります。


今回紹介するカラーは「グレーシャホワイト」です。バックのホワイトの壁紙とデスクの色がとても相性がよくデザイン性の高さに見惚れしまいます。



家具家電のトータルコーディネートに合わせやすいオシャレなデザインだな…
また、音楽をかけることはもちろん様々な質問にも答えてくれくるので自然と愛着が湧き日常生活がより楽しくなるスマートスピーカーと言えます。



置くだけで愛着が湧く可愛さのあります。
低音重視のスマートスピーカー
前面放射型スピーカーを搭載した音質は低域から高域まで全体的にバランスの取れたサウンドです。”Echo Dot (エコードット) 第4世代”よりも深みのある低音を再現してくれている印象を受けます。
また、スピーカーサイズ49.5mm (1.95インチ) な2023年発売の「Echo Dot」(第5世代)よりも大きなスピーカーサイズに変更され、部屋全体に広がる開放感のあるサウンドを届けてくれます。



試しに最近流行りの”YOASOBIの「アイドル」”を「 Echo Pop」で音楽再生してみました。
低域は必要十分に出ており高域まで全体のバランスのよい疾走感のあるパワフルな音圧
スマートホームと連携して家電を操作
Amazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」を搭載した「 Echo Pop」は、従来のEchoシリーズ同様にスマートプラグやスマートリモコンを音声だけで家電操作が可能です。
例えば、「アレクサ、エアコンをつけて!」とお願いすれば、エアコンが稼働します。「Matter」にも対応しており、アプリ一つでGoogle AssistantやAlexaとSiriの操作も可能です。



メーカーの垣根が無く利用することができますよ!
ちなみに、マイルームにはスマートホーム「SwitchBot スマートリモコン ハブミニ 」を利用中です。Alexaとの相性もよく照明、扇風機、除湿機などあらゆるものをアレクサを通してコントロールしてくれる。
数ヶ月使ってますが、もうこれなしでは時間短縮はもちろん、快適な生活を望めないくらい非常に便利なアイテムとなっています。



わざわざ操作するためにリモコンを取りに行く必要がなくなりました
Apple、Google、AmazonをはじめとするアメリカのIT企業280社以上が参加している無線通信規格標準化団体(Connectivity Standards Alliance:旧ZigBee Alliance)が策定したスマートホームのためのIoT共通規格のこと
私がおすすめするスマートホームはこちら!


自宅を簡単スマートホーム化!アレクサと連携できる便利なスマートリモコン


Matter対応!一台で4役の温湿度計付き次世代スマートリモコン
Amazonアレクサを操作してみる
44mmスピーカーを搭載した「 Echo Pop」には、音楽、ニュース、機器の操作、音読などができる Amazonアレクサを搭載しています。
例えば、「アレクサ、天気を教えて」や「ニュースを教えて」とお願いすれば、登録地の天気を教えてくれたり最新のニュースを知る事が可能です。
また、料理をしているときに卵や牛乳を切らししまった時は「アレクサ、買い物リストに〇〇を追加して」と言うだけで、買い物リストに自動で作成してくれます。
思いついた時に追加しておけば、買い忘れることがなくなります。リストは後からWebから注文や削除が可能です。このように、様々なことが音声のみで操作ができるようになります。



試しに「 Echo Pop」に話しかけてみました。
音声AIの性能は従来と変わっていない印象を受けます。初めての方でもしっかりアレクサとの会話を楽しめることができる認識度です。
ステレオスピーカーとして使う


EchoシリーズをTVやモニタにスピーカーとして利用するには、基本的に同モデル同士の接続が条件となっています。しかし、Amazon公式から発表されている条件でなら他のデバイスと組み合わせることが可能です。組み合わせはこちら!



Echoシリーズ は2台接続でステレオサウンドを楽しむことができます。
試しに、Echo Dot(第4世代)と「Echo Pop」で組み合わせて見てましたが、結果は接続させることができませんでした。
モデル違いのステレオスピーカーは相性がある
モデル違いならBluetooth接続で楽しめる
ステレオではなく、シアターモードのようなダブルスピーカー接続での利用は少し期待はずれの結果でしたが、Bluetooth接続がで利用もできることが分かったのは試して良かったです。


とはいえ、接続できたものの片方しか音が流れなかったり、メインで聴きたいデバイスがサブに切り替わるなどの問題点があるので個人的にはおすすめできないと使い方です。



ステレオ接続は同モデル同士がベストです!
消費電力を抑えることができる


スマートスピーカーは常に電源をつけっぱなしにしておくのが基本的な利用方法になります。その為、日々の電気代が気になるところです。
今回紹介する「Echo Pop」の消費電力は1.5Wの仕様。24時間利用時(スタンバイ時)の電気代は、平均「1W」の相場「27円/1kWh」で計算した場合、一日では0.648円、一カ月では19.44円の計算になります。
最大音量時になると、最大値が「4.7W」となり消費電力は「0.02~0.3kWh」となります。おおよそ一日の電気代は19.44円であり、一カ月では583.2円の計算です。
Echo Pop使用 | 使用量 |
スタンバイ時 | 0.8W ~ 1.2W(平均1.0W) |
最大音量時 | 6.5〜7.4W |
1時間あたりの電気代(スタンバイ時) | 0.027円 |
1日の電気代 | 0.648円 |
1ヶ月の電気代(30日) | 19.44円 |
常に最大音量での利用することはありませんが、1時間で0.81円の電気代は地味にお財布に影響します。ですが、「Echo Pop」には待機中に消費電力を抑える便利な機能「低電力モード」を搭載しています。



特別な設定などは一切不要で自動的に切り替わります!
この機能を使用中(待機中を含む)は、最大音量時または通電中の電気代(560円以上)よりも大幅に電気代は下げてくれます。
常に電源をつけっぱなしにしておくのが基本的なデバイスですが、消費電力を抑えて利用することが考えられたエコなスマートスピーカーでもあります。
Echo Pop とEcho Dot 第4世代と比較してみる


これまで愛用していた「Echo Dot 第4世代」と最新モデル「Echo Pop」との違いを比較してみました。
商品名 | Echo Dot (エコードット) 第4世代 | Echo Pop |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi (MIMO): 802.11a/b/g/n/ac対応 | デュアルバンド、802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) wifiネットワーク |
オーディオ | 1.6インチスピーカー。3.5 mm オーディオ出力端子より外部スピーカーに接続可 | 49.5mm (1.95インチ) 、前面放射型スピーカー、ロスレスHD音源対応。 |
ハンズフリー通話 | ハンズフリー通話対応 | ー |
外部スピーカー接続 | 3.5 mm ライン出力 | ー |
出力 | 電源アダプタ(15W) | 電源アダプタ(15W) |
カラー | チャコール/グレーシャーホワイト | ラベンダー、ティールグリーン、チャコール、グレーシャーホワイト |
製品サイズ | 100 mm x 100 mm x 89 mm | 99mm x 83mm x 91mm |
商品重量 | 328g | 196g |
まず、「Echo dot」は元の音声に近い音を表現してくれるロスレスHD音源に対応したことが「Echo dot」との一番大きな違いで本体サイズが小さい割にスピーカーサイズが大きくなっていることも違いの一つです。




省電力仕様で比較するとパワフルな音圧に、小音量でもはっきり聴くこえるほどの音質は、「Echo dot」より聴きやすいの一言。「値段と品質もそこそこのものが欲しい」というなら「Echo dot」への買い替えがベストです。
今回紹介したEcho Dot (エコードット) 第4世代は、下記の記事にて詳しく紹介しています。気になる方は合わせて読んでみてくださいね。


Amazon Echo Popの初期設定
ここではAmazon Echoシリーズをはじめて使う(接続)方に向けて、設定方法を紹介していきます。
既にAmazon Echoシリーズをお使いで設定はバッチリという方は「Echo Popレビュー」へ読み進めてください。
- Amazonアカウント
- Wifiアクセスポイント
- Wifi接続可能なスマートフォン・タブレット
- Amazon Alexa アプリ
- Amazon Echo (デバイス)
それでは、簡単セットアップ(Frustration Free Setup)の手順を説明していきます。
簡単セットアップを読む
・基本的には「Amazon Echoシリーズ」を購入する際は、デフォルトで「簡単セットアップ(Frustration Free Setup)」の設定がされています。
万が一、チェックが外れていたらチェックを入れてから購入してください。
・Amazon Echo(アマゾンエコー)を利用には、Amazonアカウントが必須事項です。
アカウントはアプリ内で作ることが可能です。
持っていない方はこの機会に登録をしておきましょう。アカウントをすでに取得している方は作る必要ありません。
・商品のい購入または商品が届くまでに、Amazon Alexa アプリをお使いのスマートフォンにインストールしておきましょう。(インストール時はスマホがWi-Fiに繋がっている時が望ましいです。)
・インストール後は、アプリを開き”カウントの作成”手続きを行いましょう。
新規アカウントを作成をするには、画面下の「新しいAmazonアカウントを作成」を押して手続きを行います。「Amazon Alexa」のアカウント作成で必要な項目は、「名前とメールアドレスとパスワード」の3つです。
すべて入力できたら、「Amazon 新規登録」を押して完了です。
Amazon Echoの上部照明が青色からオレンジ色に切り替わることを確認してからWiFiに接続へ進みます。
・Amazon Echoの上部照明がオレンジ色に切り替わらない場合は、「・」マークを5秒ほど長押すと自動的に色がオレンジに切り替わります。
利用したいWi-Fiアクセスポイントを選び「接続」を選びます。パスワードの入力画面になるので、それぞれ入力して「接続」を押します。
この時、「Wi-Fiパスワードを記憶」の際にチェックしておきましょう。次回、EchoやFireタブレットなどのアレクサ対応製品を購入した際に、Wi-Fiルーターの設定をしなくて良くなります。
画面に「オンラインです」と表示されれば設定は終了です。 あとは Echoが立ち上がれば接続可能となります。
・再度、アプリを起動し、セットアップ画面になったら、画面右上の「+」を押します。次に「デバイスを追加」をタップします。
・セットアップ画面→すべてのデバイスから「Amazon Echo」を選択します。次に、セットアップするデバイスを今回使用する端末「Echo Pop」を選びます。
「Echo Pop」が登録されたら完了です。
Echo Popの基本性能
ポップなカラーバリエーションが魅力な Echo Pop」の製品仕様は下記の通りです。
商品名 | Echo Pop |
Wi-Fi | デュアルバンド、802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) wifiネットワーク |
スマートホーム接続 | Wi-Fi、Bluetooth Low Energy Mesh、Matterに対応。 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 対応 |
Bluetooth対応コーデック | A2DPプロファイル |
オーディオ | 49.5mm (1.95インチ) 、前面放射型スピーカー、ロスレスHD音源対応。 |
音声認識 | Alexa対応 |
対応言語 | 日本語、英語、日英バイリンガルを含む、世界15カ国の国と地域の言語に対応。 |
ハンズフリー通話 | ハンズフリー通話対応 |
出力 | 電源アダプタ(15W) |
保証とサービス | 1年間限定保証付き |
カラー | ラベンダー、ティールグリーン、チャコール、グレーシャーホワイト |
製品サイズ | 99mm x 83mm x 91mm |
商品重量 | 196g |
その他 | ウェイクワード検出技術、通知用インジケータ、マイク ボタン |
補足になりますが電源には「Echo Pop」とその他デジタル機器を同時に充電できる専用のUSB充電スタンド というものがアクセサリーとしてあります。(2023年に発売)


こちらは、用途はEcho Pop 専用デザインですが、最大出力電流1AのUSB充電ポート付き。デザイン性というよりもコンセント周りのケーブルをスッキリさせたい人向けのアクセサリーです。
Amazon Echo Popのデザイン・外観
Amazon Echo Popのデザイン




パッケージはサファイヤを基調としたカラーデザイン。表は商品イメージを裏面と側面に商品説明が描かれています。
Echo Popの中身を見ると、Echo Pop本体、15W電源アダプタ、スターターガイドの3点が付属されています。


- Echo Pop本体
- 15W電源アダプタ
- スターターガイド
Amazon Echo Popの外観


外観は半球体を半分に切ったようなデザインで、カラーは4種類のラインナップ。今回紹介するのはグレーシャーホワイトになります。


正面はメッシュタイプの放射型スピーカーとライトバー(LEDインジケーター)があります。




裏面には電源接続用の端子があります。接続するとこんな感じになります。


LEDインジケーターは7色光るウィークワードを採用。点灯はこんな感じになります。


上部には各種ボタンを配置。左から音量上げ、マイク「オン・オフ」、音量下げボタンです。


底面には滑り止めと製品の識別バーコード以外に製品情報が記載されています。




本体の重さは200gで、電源アダプタと合わせた重量は315gになります。
Amazon Echo Popのよくある質問
ここではAmazon公式サイトより「Echo POP」に寄せられたよくある質問を紹介していきます。
まとめ
Amazon Echo Popで実際に音楽を聴いたり、TVとリンクしてシアターモードを使ってみましたが音質は、前モデルの「Echo Dot(第四世代)」よりも低音の響きが弱い印象。
強調させたい人には物足りない感じですが全体的にフラットで聴きやすく、これまでのEchoシリーズよりも改善された、人間味のある温かな音声は親しみやすが持てるスピーカーとなっています。
また半球型となったデザインは、棚やデスクなどに馴染むサイズ感。インテリア性が抜群な可愛いスマートスピーカーが欲しい方におすすめなデザインです。
もし、この記事を読んでいただき購入するのであれば、Amazonデバイスはセール時に安くなる可能性が高く、5,980円でも高いなぁと、思う方は半年くらい待ってセールで購入するのが狙い目てすよ!
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